穴なし洗濯槽を使用中のイマドキ家電です。
わたしは以前、パナソニックNA-FR80S3を使っていました。
しかし10年も経つと洗濯槽に溜まった汚れのせいで洗ってる衣類が汚れるという本末転倒場面に遭遇!
そのため、洗濯槽の裏に汚れが付かない「シャープ穴なし洗濯槽」を買うことにしました。で、そのシャープ穴なし洗濯機を使ってみたその結果は?
穴なし洗濯槽を買って使った結果
新しい洗濯槽に汚れが付く可能性はまずないと思いますが、将来のことを考え洗濯後に「クリーン洗浄」を必ずするように心がけています。
クリーン洗浄といっても3分ぐらい回すだけで水道代も電気代もほとんどかからないので、もしクリーン洗浄を使っていない人は面倒くさがらないでクリーン洗浄を使う方がいいと思います。
皮脂の汚れや汗の成分であるアンモニア臭など、洗濯槽と洗濯物に臭いが付きにくくなるのでおすすめだと思います。
【追記】2023年シャープ穴なし洗濯機を1年使った速報記事!
シャープ穴なし洗濯機を1年使った結果、分かったことは下記。↓
穴なし洗濯槽のメリット
・汚れが落ちやすい。
・節水できる。
下記に、詳細を掲載↓
汚れが落ちやすい
汚れが落ちやすい理由は、槽内の水が層外に分散されず攪拌されるからなのでしょう。
穴あき層は、内層と外層の間にも水が入るので勢いが分散される傾向になりそうですが、穴なし層の場合は、衣類を入れた部分の水でしか攪拌されないため、摩擦要素が高くなり汚れがより落ちやすいと感じます。
節水できる
節水効果も、穴なし層では内層と外層の間を満たす水の存在がないため、それだけで多くの水分量が違ってくるので毎日の洗濯水量に置き換えると相当分の節水が可能ではと思われます。
忙しい家事において、槽内に溜まる時間が短縮されることも大幅なメリットといえそうです。
穴なし洗濯槽のデメリット
・脱水効果が低い。
・槽内のゴミが取れずらく衣類にゴミが付く。
・音が気になる。
・内蓋がない。
・内槽が汚れる
下記に、詳細を掲載↓
脱水効果が低い
穴なし洗濯層の口コミを見ても分かるように、脱水力が少なく乾燥効果が低いように感じます。
穴なし層の構造を簡単に考えても分かると思いますが、絞った水が出る場所が底のパルセータ―の穴と隙間部分、あと内層壁上部の水切り穴の隙間から遠心力によって槽外へ出されるのみです。
穴あき槽の場合は、脱水とともに無数に開いている穴からまんべんなく脱水されますが、比較すると穴が開いていない分多くの水分が残り、時には湿気度合いが多く残る衣類もあります。
ただ脱水後の風乾燥運転を行えば、普通よりもふわふわ状態に乾燥されます。ただし最低設定時間が30分なので、時間がある場合にしかできなさそうです。
槽内のゴミが取れずらく衣類に付く
穴なし層特有のデメリットでしょうか、衣類から発生するごみが取れずらいという欠点があるようです。
槽内横に設置されているゴミ取りネットには適量のゴミがとれているようですが、浮き輪付きのゴミ取りネットなどを浮かべていてもほとんどゴミが入りません。
穴なし層特有の水流なのか定かではありませんが、ゴミが発生し衣類に付着する場面が多々あります。ゴミ取りネットにわずかでもたまるとゴミが大量に発生してくるので、頻繁にネット内のゴミを取ることをおすすめします。
音が気になる
今までパナソニックや東芝などさまざまな洗濯機を使ってきましたが、シャープ特有の音かな「小像の鳴き声」のような音がする時間帯があります!あまり甲高い音でもないのでさほど気になるほどでもありませんが、他の洗濯機にはない変わった音に最初は戸惑いましたが。
内蓋がない
穴ありや穴なし槽関係なく洗濯機全般にいえることですが、内蓋がない洗濯機は本体の内壁と洗濯槽のあいだの汚れが気になりますよね。
シャープにいわせれば、「内蓋がない分毛布など大き目の洗濯物が可能」という理由から内蓋を付けなかったそうですが、カビ繁殖など衛生面はどうなの?ってクエスチョンマークがつきそうと思えるのですが?
毛布を入れやすいかもしれませんが、洗濯するときって最終的に外蓋を閉めるじゃないですか?で、槽の内蓋がなかったら当然のごとく洗濯機内部全体に大量の湿気がこもりカビの原因が発生してしまう。
でも上記画像のように内蓋があると湿気も内槽だけにとどまり洗濯機内全体に広がらない。やはり、内槽の蓋は必須でしょうと思うのは理にかなっていると思うのですが。
つまり、洗濯機には内蓋が付いているほうが衛生的にもおすすめなのではと感じますね。シャープ穴なし洗濯機にはその内蓋が付いていないのがデメリットだと感じます。
定員さんにも「なぜ内蓋が付いていないの?」って質問しましたが、「さあ、なぜでしょうね?」って開発者ではないので分からないのは当たり前で、質問したわたしが間違っていたようです。
以前使っていた洗濯機にはシッカリと内蓋が付いていたんですけど。あと洗濯終わって中を乾燥させるために外蓋を開けっ放しにしません?すると内部にホコリが溜まるじゃないですか!これもデメリットになる。
「内部の乾燥機能を使えば?」という声も聴こえそうですが、風乾燥という機能で乾燥できるシステムが備わっているのですが、1回の運転に30分を要するのでタダでさえ高騰する電気代を大幅に更新しそうなので使えません。
槽外が汚れる
じつは、シャープ穴なし洗濯機にも穴あり洗濯槽と同じような内と外の槽が存在します。
画像の右を見てもらえば分かりますが、穴なしでは内と外の間に水はたまりませんが、外槽もあり2つの槽に分かれていることが確認できると思います。
穴なし槽を作る過程でこのような仕組みにならざる得ない構造になっているようですが、たとえ水が注入されなくても湿気に伴うカビが繁殖する可能性はあると思います。なので穴なし洗濯機といえども槽内の臭いが気になるようでしたら槽洗浄で解決できそうです。
ただ、槽洗浄を行うには手間がかかるようなので、洗濯の都度「槽クリーン」という機能を使うほうが手っ取り早いです。なぜなら、槽クリーン機能は層の内と外の両方を洗浄してくれるからです。
何ごとも付いた汚れはすぐ落とせば簡単に落ちるので、洗濯が終わったあと必ず槽クリーンしましょう。
槽クリーンはたったの3分で終わる洗浄システムなので、洗濯が終わったあとのアンモニア臭も取れ、さらに電気代も水道代もほとんどかかないのでおすすめです。
もしこの機能をつかわなければ、槽底の穴が開いたパルセータ―の裏側や槽の外側にカビが繁殖する可能性が高いと思われるため槽クリーンは必須だと感じますよ。
さらに、「電気代は気にならない」という方は、上記に上げた風乾燥機能も使うと万全体制がとれて手間のかかる「槽洗浄」が不要になる可能性すらありますが、その槽洗浄方法は後記へ掲載しているので参考にしてください。
以上、シャープ穴なし洗濯機を1年使った速報を記載しました。
下記に掲載した記事は2,3か月使用した時のデータをもとに書いていますので、それなりの参考記事内容になっていて、より詳しい部分が確認できる可能性もあります。
洗濯機を入れ替える以前の状況
洗濯機を替える間際では、洗濯するたびに衣類が汚れていたので洗濯槽内部を洗浄していました。でも内部の汚れる度合いが頻繁になってきました。
最初は3か月に1回ぐらいの洗浄でよかったのですが、交換間際では半月も経たないうちに汚れが目立つようになり、衣類に黒いブツブツが付き始めてくる!
しかも、洗濯槽の内部の洗浄には、1日かかることもあり半端ない時間がかかっていました。
洗浄方法は
内部洗浄方法は50度ぐらいのお湯をいっぱい溜め洗濯槽洗浄剤を入れ15分程度回し一時間後にまた回してを一日中繰り返すことをしていたのですが、それでも満足に汚れが取れませんでした。
洗濯機を分解してきれいにしようとも思いましたが、いそがしく時間もありませんでした。さらに専門業者を頼もうかとも思いましたが、これも時間と余裕がなく頼む段取りも都合が合わなく断念という結果に。
なので、思い切って洗濯機自体を買い替えることにしました。
購入に至った理由
たしか、2010年にNA-FR80H3を買ったときは120,000円以上したと記憶しています。
考えてみれば、洗濯機も決して安い買い物ではありませんよね(汗;
でも、衣類に付いた汚れもひどく、ましてや体臭の原因にもなることを考えれば、変えざるを得ない状況でした。
で、今回買おうと決めるに至った条件は
「洗濯槽が汚れない洗濯機」という条件での購入。
衣類を洗っているうちに、どうしても洗濯槽の外側に付いた汚れが衣類に付いてきます。
俗にピロピロワカメともいわれるものが付着してくるようになりますが、洗濯槽を分解掃除でもしない限り汚れなど満足にとれません。
なので、今度は洗濯槽が汚れない穴なしを買うことにしたのです。
「洗濯槽に穴が開いていないと洗濯槽の外側に汚れが付かない」という考えから穴なし槽の洗濯機購入に決定。
決めた洗濯機は?
早速電気屋に出向き、洗濯機を探しました。
ありました!穴なし洗濯機が。
でも、洗濯機が全部で20台ぐらいあるのに、穴なし洗濯機はたったの3機しかありません!それも、販売しているメーカーはSHARP(シャープ)だけです。
なぜ穴なしが少ないのか理由を聞くと、「脱水力が弱いため売れにくい」という理由から、各メーカーは作ってないらしいんですね。でも、「黒カビが原因の衣類汚染はどうなる?」という問題点が残りますよね!
汚れない方を選ぶのか汚れても脱水が良い方を選ぶのかよく考えた挙句、やはり今回買い替えるテーマは「汚れを解消するための買い替え」だったため、SHARP(シャープ)が販売している穴なしの洗濯機の購入を決意しました。
2021年シャープES-GV8Eのメリットとデメリットを掲載!
買ったのはSHARP(シャープ)ES-GV8E。容量は8k。値段はキャッシュで税込み約90,000円弱。
実際に半年使って得たメリットとデメリットの感想を下記に記述しました。
まずは、デメリットから。
半年使って分かったデメリット
・絞りがあまい。
・ゴミが取れにくい。
・独特の音でうるさい。
・内蓋が付いていない。
絞りがあまい
最初はハッキリと分かりませんでしたが、使いこなしていくうちに脱水穴がないためなのか口コミにあるように本当に「絞りがあまい」と感じてきました。夏は良いですが冬にこれでは困りものです。
絞りがあまいので、ハッキリいって仕上がりが濡れぎみ状態です。(-_-;)濡れてたら乾燥機能を使えば?という意見もあると思いますが、「乾燥機能って電気代ヤバい!」と勝手に思っていました。
でも乾燥方法をよく確かめてみると、SHARP(シャープ)ES-GV8Eに付いているのは乾燥機ではなく風乾燥機能でした。
しかし「風を使った乾燥でも電気代がかかるのでは?」とも思ったので調べてみると、なんと1時間使っても1~2円だそうです。
「風乾燥」機能は「30分・1時間・2時間」と設けられていますが、時間が長すぎると感じます。忙しく炊事洗濯に追われている最中では時間が奪われてしまうのでなかなかできない。
けど、こんなお得な情報を知ったからには時間が許されるときは使わない手はないですよね。冬場では乾きにくいので翌日から極力風乾燥機能を使うことにしました。
それから約1か月。電気代を調べると・・・「電気代そんなにあがってない!」という事実が判明。時間があるなら風乾燥機能を使うべしという結果に。ただし、時間に余裕があればのはなしですが!
ゴミが取れにくい
上記にゴミが取れにくいというデメリットを掲載しましたが、これは最初SHARP(シャープ)ES-GV8Eを使った時点で正直思った出来事でした。
ほかでもこの症状が起きる口コミなども見ましたが、1㎜2㎜の丸くなったダークグレーっぽいつぶつぶが洗った衣類に付くことや干し終わったあとのカゴの底に残るブツブツが毎回残る。
洗濯槽の中についているゴミ取り袋にはシッカリとゴミは取れているのですが、それでもゴミが衣類に付く度合いが高い。
浮き輪付きのゴミ取りネットを使用していますが、このネットの中にほとんどゴミが入らない。入らない分衣類に付いてくるという感じでしょうか!
以前使っていたパナソニックの洗濯機はこのような現象は起きなかったのですが、シャープの穴なし槽洗濯機ではゴミが取れにくいと感じています。
つぶつぶのゴミ取り対策
ある日この粒粒のごみが異様に多いことに気づきましたが、後日洗濯槽の中に設置してあるゴミ取りネットに入ったゴミをきれいに取ってみると翌日の洗濯後のつぶつぶがほとんどなくなっていることに気づかされました。
つまり、つぶつぶをなくそうと思ったら、ゴミ取りネットを入れるよりも洗濯槽内のゴミ取りネットを毎回キレイに掃除するほうが効果的と思いました。
穴なし層というこの洗濯機の仕組みからゴミをとる効果が高い方法は、洗濯槽の中に設置されているゴミ取りネットをきれいにしておくのが一番ですね。しかし、洗濯槽内に設置されているゴミ取りネットが一か所しかないという点に疑問を感じます。
シャープ側でこの問題の今後の対策として、洗濯槽に設置されているゴミ取りネットを二か所に増やすなどしてほしいという願いもありますね。
独特の音でうるさい
SHARP(シャープ)ES-GV8Eを最初回したとき、なに?これ!って笑ったというか、今まで洗濯機回してこのような音を聞いたことがなかったので、唖然としました。
像の鳴き声に似てるのかな?うまく表現できませんが、モウ~って牛の鳴き声ですよね。でも、モウ~のモを英語で発音すると似ているのかもしれませんね。
つまり、舌の先を上あごに付けてモウ~と発音すると、SHARP(シャープ)ES-GV8Eの回る音によく似た表現音が分かるような?
内蓋が付いていない
シャープES-GV8Eには内蓋が付いていないため、湿気で洗濯槽の外側にカビの発生が気になりデメリットと感じますね。
以前使っていた洗濯機には内蓋が付いていたため、水の飛び跳ねなど安心感がありましたが、内蓋がない分心配になりそうです。
もし洗濯槽と外側の間に水滴が入った場合は温風機能がないため、水滴が付いたままの状態が長く続くということになります。
風乾燥はありますが、洗濯後半毎回使えば水滴が残る確率は下がりますが、風乾燥を使わなければ水滴はそのまま残り、カビ繁殖の原因にもなりうるということですね。なので、それを防ぐにも洗濯後は外蓋を開けておくことは重要かなと思います。
あと、洗っている最中の湿気や脱水された水、さらには柔軟剤が洗濯槽の外側の間に溜まり、カビの原因をつくりやす
いと思われます。
購入する時に、「内蓋が付いていないんだ!」と思わず定員さんに言うと「そうなんですよね」・・・。「じゃぁ、跳ね水で洗濯槽の外に水が出るのでは?」と問い返すと「その可能性はあるかもしれませんね」といってましたよ。
新しく購入する目的が「洗濯槽の外側に付くカビが嫌だった」ということを考えると、「まっいいか」となったわけですが半年使って今感じることは、「槽の外側にカビが発生してもどうにも手が付けられない」ということに気がつきましたが、この問題も説明書を見て解決しました。なぜなら、槽の外側も洗える槽クリーンという機能が付いていることが分かったからです。
つまり、洗濯後に槽クリーンを実行しているだけで、飛び跳ねた水滴や湿気や脱水で放出された槽外壁の汚れも、キレイが長続きできるということです。
ただし、内蓋が付いていないことはメリットになる部分もあります。なぜなら、大きな洗濯物(毛布・大き目のタオルケット)類がすんなりと入りやすく手間なく洗えるからです。
メリット
・内蓋がない分大き目の洗濯物が可能。
・水が少なくて済む。
・汚れがよく落ちる。
・洗濯機全体がコンパクト。
今はまだ使いだして間もないので、これくらいしかありませんが、そのうちいろいろと出てくると思います。
半年使った感想を記述します。
内蓋がない分大き目の洗濯物が可能
良いのか悪いのか、シャープの洗濯機全機に内フタが付いていないのを上記ではデメリットと掲載しましたが、メリットになる場合もあるようです。
内蓋が付いていない最大の理由は、大き目の洗濯物が入りやすいという目的からだそうです。そういえば、蓋付層の場合蓋の根元が出っ張っていて大き目の洗濯物が入りにくいようにも感じるので納得。
もう一つの理由に乾燥機能問題があるそうですが、シャープには温風乾燥機能が付いていないため中蓋が必要ないということで付いていない理由もあるとか。
温風する場合は、必然的に中蓋がなければ温風が逃げる確率が高まるので必要になりますが、シャープについている乾燥機能は風乾燥です。
風乾燥とは、温風は使用せず風のみの作用によって乾燥させるという仕組みを使っています。
水が少なくて済む
SHARP(シャープ)ES-GV8Eの洗濯層は穴なしのため、水の量が半端なく少なく済む。これは正直思ってもいなかったことだったので、素直に喜んでいます。
SHARP(シャープ)ES-GV8Eの洗濯槽の外側は洗濯機の本体の側しかありません。普通の洗濯機だと真ん中に穴が開いた洗濯槽があり、その外側に穴なしの洗濯槽があります。で、その外側に本体の側があるのが普通です。
でも、穴なし洗濯槽の場合は、真ん中にあるはずの外側の水を貯めるのに必要な洗濯槽が必要ないんです。
つまり、外側の洗濯槽の分だけ水が少なくて済むんです。なので、最初水を貯めるのに「早いな」って思ったのですが、よく考えると「あっそうか?」て思ったんです!
あらためて考えると、穴なし洗濯機には考えもしなかったお得なメリットがあったんですね。うれしー誤算^^。
汚れがよく落ちる
穴なし洗濯槽なので、水流の勢いが凄いのか汚れがよく落ちる気がします。
穴あり洗濯槽では、穴で水流がやわらげられる理由などあることから、汚れの落ち方にも差が出るということなんでしょうか?分かりません。
洗濯機全体がコンパクト
最初パッと見た感じSHARP(シャープ)ES-GV8Eって小さ目!って感じました。
なぜかっていうと、20機ぐらいならんでいる洗濯機の中で「一昔前の洗濯機」って思えるほど一回り小さ目だったから(^^;。
小さくてコンパクトに設計できてる理由は、中にある洗濯槽が1個で済むからですよね。なので、その分小さく作れるから全体がコンパクトに仕上がる!
しかも狭い洗面所に置くと、以前使っていたパナソニックNA-FR80S3を置いて狭く感じていた洗面所がずいぶん広く感じられるようになりました。さらに重さも以前より軽く感じ、ちょっとした移動の際にも何とかできそうです。
穴あき洗濯槽が多くつくられる理由とは?
シャープの穴なし槽を紐解いてきましたが、ではなぜシャープ以外の洗濯機が穴あき層なのか、その理由を解説したいと思います。
いちばんの理由は、上記に上げてきたシャープ穴なし槽のデメリット部分がネックになることが起因していると思われます。
クリーンな層を維持できるメリット部分よりもデメリット部分のほうが多い理由や、さらには穴あき層のデメリット部分である洗濯槽の外壁の汚れを取り除く進化した方法を用いた洗濯機つくりに力を注ぎ、より消費者に受け入れられる洗濯機開発へ方向転換したのだと思われますね。
反対に、シャープはどの企業も開発しない穴なし槽への方向路線を選択し、勝ち組一択要素を見出したと考えるのが妥当かなと思もわれます。
それでは、これから槽洗浄の方法を説明していきます。
シャープ穴なし洗濯槽の槽洗浄方法
シャープ穴なし洗濯槽の槽洗浄には3つの方法があります。
・槽クリーン
・槽洗浄(槽内のみ)
・槽洗浄(槽内と槽外の2か所)
下記に、詳細を解説します。↓
槽クリーン
槽クリーンとは、槽壁と底面のパルセータ―の裏側と槽外の3カ所を水洗いする自動洗浄方法です。
槽クリーンの洗浄運転方法
槽クリーンの洗浄方法は↓
槽クリーンの洗浄運転方法
1、「入」を押す。
↓
2、「槽クリーン」を押す。
↓
3、「スタート」を押す。
操作で、運転時間はたったの3分。
汚れを誘発させる原因物質と臭い成分
(原因物質)
「垢(皮脂)、汗(乳酸・尿素・塩分・ナトリウム・カリウム)、ほこり、食べこぼし(シミ)、泥」
(臭い成分)
「アンモニア、酢酸、イソ吉草酸(いそきちそうさん)」
洗剤成分の残りや柔軟剤のべトつきなども臭い成分を付着させる要因となっている場合がある。
上記の物質で臭い成分が発生。
これらの臭い原因を洗濯後に洗い流すことで清潔な洗濯槽環境が保たれるため、洗濯後の槽クリーンは必須ということになりそうですね。
ただ、槽クリーンは水のみの洗浄方法なので、臭い成分が残る可能性もあるため、キレイな洗濯槽内外を維持させたいのであれば、シャープ側で勤めている「1~2カ月ごと」に、下記に示した「定期の槽洗浄方法」を試すのも効果的かもしれませんね。
槽クリーン後の風乾燥
槽クリーン後はキレイになっていますが、水滴がついている状態です。濡れたのをそのままにしておくのが衛生的に許せないと感じる方は、槽乾燥運転をおすすめします。
気になる槽乾燥の電気代は「1時間1~2円」だそうです。
槽乾燥運転方法
※モニター表示(CL又はCC)。
2、風乾燥(ボタン)で時間コースを設定。
※通常0.5(30分)もあれば乾燥すると思います。
3、フタを閉め、「スタート」を押す。
※表示は、コースで定められた時間。
槽洗浄(槽内のみ)
上記の画像をみても分かるように、穴なし槽といえども2槽で構成されていることが分かると思います。
槽洗浄(槽内のみ)の洗浄方法は、槽内壁とパルセータ―の裏側を洗濯槽クリーナーを用い洗浄する方法です。
槽洗浄(槽内のみ)の洗浄運転方法
シャープ専用塩素系洗濯槽クリーナー(ES-C)、又は市販品塩素系洗濯槽クリーナー。
1、洗濯槽クリーナー(塩素系)を入れ、蓋を閉める。
2、電源は入れずに「洗い」を押しながら「入」を押す。
※モニター表示は「CLから5秒後に6Hに変更」。
※注意:表示が「CC」になった場合は「CL」に変更する。(CCは内外槽洗浄するモード)
※6H(漬け置き時間と運転時間)の時間を変更する場合は、(漬け置き:洗いボタン・運転:水量ボタン)で選択。
3、「スタート」を押す。
槽洗浄(槽内と槽外の2か所)
洗濯毎に槽クリーンをしているのであれば臭いのもとの汚れも付きにくいと思いますが、それでも臭いが気になってきたら上記の槽内のみの槽洗浄を行ってみましょう。
槽内のみの槽洗浄を行っても臭いが気になる方は、槽内と槽外の2か所洗浄する槽洗浄を行いましょう。
まず槽洗浄で使用するものの準備です。
・槽内を拭く柔らかめのウエス。
・バケツ又は延長排水ホース。
※排水ホースをカットしている場合
※カットした場所と延長ホースをつなぎ、洗浄後の排水時に使用する。
・シャープ純正塩素系洗濯槽クリーナー(ES-CD)。
・巷で落ちると評判の塩素系洗濯槽クリーナー(<N-W1A。
H槽内と槽外の2か所の槽洗浄方法
1、排水ホースを本体のホース掛けに掛ける。(洗濯機に水が溜まるため)
※カットしている場合は、延長ホースをつなぎ洗濯機の高さまで上げ止めておく。
2、洗濯槽クリーナーを入れて、ふたを閉める。
3、電源「切」の状態で「洗い(ボタン)」を押しながら「入(電源ボタン)」を押す。
※モニター表示は「CL」。
※「洗い(ボタン)」がない機種は「槽クリーン(ボタン)」を押しながら「電源(ボタン)」を押す。
4、「コース」ボタンを押す。
※モニター表示は「CC」。
※漬け置きと運転時間は「コース(ボタン)」で6時間以上に設定。
5、「スタート」ボタンを押す。
※給水後につけ置き洗浄がスタート。
6、洗濯したコースの時間が終了すると「ピッピッ」という音と共に終了。
※終了後は「一時停止」状態でストップしたままをキープ。
7、排水ホースが通常時のままの場合はバケツで排水を取り捨てる。ホースが長い場合はバケツは使わない。
※上げておいたホースはそのままにしてホースの先を排水溝に入れ、上げておいたホースを下げると排水される。
8、「スタート(ボタン)」を押す。
※一時停止していた状態から「すすぎ→脱水」運転が再開される。
まとめ
1年経った感想を冒頭に端的に記載して、近状報告を述べさせていただきました。
後記には、以前投稿しておいた半年使った時点でのデーターを掲載していますが、多少詳しく内容を記述した記事になってよりシャープ洗濯槽の実情が把握できると思っていましたが、いかがだったでしょうか?
SHARP(シャープ)ES-GV8Eの穴なし洗濯機の評価でしたが、やはり「どの洗濯機にも一長一短はある」が結論です。
穴あり洗濯槽は、日ごろからの手入れ次第では黒カビが繁殖してくる可能性が高いです。ですが、近年の洗濯機には黒カビが繁殖しにくいシステムなども備わっているようです。
ただし、それでも使い続ければ黒カビの繁殖は防げないと思います。それに、穴なし槽でも内層部分はキレイに維持されますが、内層の外側の壁は時間とともに黒カビが繁殖する可能性があります。
黒カビとともに臭いなども出てくるようになるので、日頃からの槽クリーンであったり、定期的な槽洗浄は必須かなと感じました。
ただ、シャープは外層に黒カビが繁殖したとしても洗う部分の内層はキレイなままでいられますから、時が経ってもキレイに洗えるのは維持できます。
今回初めて穴なし洗濯機を使用してみましたが、メリットもデメリットもあるなかで感じたことは、槽洗浄を除いた部分の比較的簡単な槽クリーンシステムや槽内のみの洗浄方法で長くキレイを保てる洗濯槽は、面倒な作業がイヤな方には向いている洗濯機かなとかんじました。
なので、この先も洗濯槽を清潔に保てる「槽クリーン・槽内のみ洗浄」をコマ目に実施していこうと思います。
ということで、穴あり洗濯機と穴なし洗濯機を使い分けて得た知識で、わたしがおすすめする洗濯機を紹介した記事はこちらから→(穴なし槽か穴あり槽か?黒カビ対策に合った洗濯機選び!)
・取扱説明書(シャープ)
・槽内外両方の洗浄方法(シャープ)
・おそうじダイアリー槽洗浄(YouTube)