ヒートループ(R)ハイパーの最大の魅力は、その圧倒的な暖かさととろけるような肌触りです。
しかし、購入後に一番気になるのが「お手入れ方法」ではないでしょうか。
・乾燥機は使ってもいい?
・ふわふわ感を来年も維持するには?
このような疑問を持つ方のために、メーカー推奨の方法と、寝具のプロが実践する「長持ちさせるための裏ワザ」を徹底解説します。
間違った洗い方をすると、せっかくの発熱・断熱機能が低下したり、毛布がゴワゴワになってしまう可能性があります。このガイドを参考に、いつまでも新品のような極上の寝心地をキープしてください。
もし、ヒートループハイパーの購入を検討中で、その機能やコスパについて詳しく知りたい方は、まずはこちらのレビュー記事をご覧ください。ヒートループ(R)ハイパー お得な掛け敷きセットが人気の理由|真冬でも暖房いらずの高断熱寝具
ヒートループハイパーは「洗濯機で丸洗い」OK!
結論から言うと、ヒートループハイパーは自宅の洗濯機で丸洗いが可能です。
高機能な寝具はクリーニング必須なものも多いですが、ヒートループは汚れたらすぐに洗える衛生面も大きなメリットです。ただし、何も考えずに洗濯機に放り込むのはNGです。
まずは以下の「基本の3ステップ」を確認しましょう。
1. 洗濯表示(タグ)を必ずチェック
まずは製品についているタグを確認してください。基本的には「洗濯ネット使用」「弱水流(毛布コースなど)」の指定があるはずです。 ドラム式洗濯機の場合、機種によっては毛布洗いができない、あるいは専用キャップが必要な場合があるため、洗濯機側の説明書も併せて確認することをおすすめします。
2. サイズに合った「洗濯ネット」に入れる
マイクロファイバー素材は摩擦に弱いため、裸のまま洗濯槽に入れると生地が傷み、毛玉の原因になります。 必ず寝具用(大物用)の洗濯ネットに入れてください。
3. 柔軟剤は「適量」または「使用しない」
ここが意外な落とし穴です。「ふわふわにしたいから」と柔軟剤をドボドボ入れるのは逆効果になることがあります。 柔軟剤は繊維をコーティングするため、入れすぎるとヒートループ特有の「吸湿発熱機能(汗を吸って熱に変える)」を阻害してしまうリスクがあります。 基本は洗剤のみ、香りをつけたい場合や静電気が気になる場合のみ、規定量より少なめで使うのがコツです。
【実践編】ふわふわを守る「正しい洗い方」の手順
生地を傷めず、中綿の偏りを防ぐための具体的な手順を解説します。
手順①:屏風(びょうぶ)たたみにする
くしゃくしゃに丸めるのではなく、ジャバラ状(屏風たたみ)に折りたたみ、その後くるくるとロール状にして洗濯ネットに入れます。 こうすることで洗剤液が均等に行き渡り、洗い残しを防げます。
手順②:「毛布コース」または「手洗いコース」を選択
標準コースの強い水流は、中綿のヨレや生地の劣化を招きます。必ず水流の優しいコースを選んでください。 また、水量は「多め」に設定し、布団がしっかり水に浸かるようにするのがポイントです。
手順③:洗剤は「中性洗剤」がベスト
洗浄力の強いアルカリ性洗剤や漂白剤入り洗剤は、繊細なマイクロファイバーや発熱素材を痛める可能性があります。 おしゃれ着洗い用の「中性洗剤」を使うことで、繊維へのダメージを最小限に抑えられます。
【重要】乾燥機はNG!寿命を縮めない乾燥テクニック
洗濯と同じくらい、あるいはそれ以上に重要なのが「乾燥」です。ここで間違えると、一発で手触りが悪くなってしまいます。
絶対に「タンブラー乾燥」は避ける
ヒートループハイパーには、熱を逃さないための遮熱アルミ生地など、特殊な素材が層になっています。 コインランドリーや家庭用乾燥機の高温熱風(タンブラー乾燥)にかけると、内部の素材が溶けたり、縮んだりして機能が失われる恐れがあります。 必ず「自然乾燥」を行ってください。
早く乾かし、ふわふわにする干し方
脱水が終わったら、すぐに取り出します。放置するとシワや雑菌臭の原因になります。
M字干し(二本竿干し)
物干し竿を2本使い、M字になるようにまたがせて干します。空気が通る面が増えるため、乾燥時間が大幅に短縮されます。
途中で裏返す
表面がある程度乾いたら、裏返して裏面も風に当てます。これにより中綿までしっかり乾き、カビの発生を防げます。
仕上げの「空気入れ」
取り込む直前に、布団の端を持ってバサバサと振って空気を含ませたり、表面を洋服ブラシで優しく撫でることで、寝てしまった毛足が立ち上がり、購入時のようなとろける肌触りが復活します。
オフシーズンの正しい「収納方法」
暖かくなっていざ片付ける時、収納方法を間違えると、次の冬に使えなくなってしまうことがあります。 最大の注意点は「圧縮袋を使わないこと」です。
なぜ圧縮袋はNGなのか?
親記事でも解説されている通り、ヒートループハイパーは「暖かさの層」が命です。 中綿には空気をたっぷり含む特殊構造が採用されていますが、圧縮袋でぺちゃんこにして長期間保管すると、中綿が潰れて元に戻らなくなり、保温力が激減してしまいます。
通気性の良い「不織布ケース」が正解
購入時に入っていたケース、または100円ショップやホームセンターで売られている「不織布(ふしょくふ)の収納袋」に入れて保管しましょう。 防虫剤を一つ一緒に入れておくと、虫食いの心配もなく安心です。
保管場所は、湿気の少ない押し入れの上段などが適しています。
まとめ:正しいケアで「魔法の暖かさ」は長持ちする
ヒートループハイパーは、決して安い買い物ではないかもしれませんが、適切にメンテナンスすれば長く愛用できる「コスパ最強」の寝具です。
・必ずネットに入れて「弱」で洗う ・乾燥機は使わず「陰干し」または「天日干し」 ・保管時は圧縮せず「ふんわり」収納
この3つのポイントを守るだけで、来年の冬もあの「布団から出たくなくなる幸せ」を味わうことができます。
まだヒートループハイパーを持っていない方、あるいは買い足しを検討している方は、以下の親記事で「なぜこれほど暖かいのか」の秘密や、詳しいスペックをチェックしてみてください。




