近年、家電製品のスマート化が進んでおり、炊飯器の分野でも自動計量やスマホ連携などの機能を搭載したモデルが登場しています。
この記事では、昨今のスマートな「パナソニック 自動計量IH炊飯器」に焦点を当て、実際に使った人の口コミ評判を参考にしながら、炊飯性能や操作のしやすさなどの実用面での評価を行います。
自動計量では正確に計量できるのか、Wi-Fi連携しても操作が面倒にならないのか、点検の手間はかからないのかなど、使い勝手の側面からも検証していきます。
併せて消費電力や価格など、炊飯器選びの際の総合的な記事も書いています。
このページで分かることは、以下点↓
・特徴
・口コミ評判
・メリットデメリット
・最安値
自動計量IH炊飯器の「良いところ、悪い部分、使い勝手」など色々知れるので、興味がある方は最後まで読んでくださいね。
昨今のスマート炊飯器の実態にメスを入れ、イマドキ炊飯器の選び方の一助となる参考情報を提供しています。
自動計量ih炊飯器とは
自動計量IH炊飯器は、お米と水の計量を自動で行い、遠隔操作で炊飯ができる家電です。
通常の炊飯器では、お米を手で計量し、水の量も手動で設定する必要がありますが、この自動計量IH炊飯器では、それらの作業が自動で行われます。
また、スマートフォンなどを使って遠隔から炊飯を操作でき、帰宅した時に炊きたてのごはんが待っているという利便性があります。
自動計量IH炊飯器の特徴
自動計量IH炊飯器の特徴は、以下の5点。
・自動計量機能
・遠隔操作可能
・炊飯量の最適化
・保温機能の省略
・シンプルなデザイン
以下に、5つの詳細を端的に解説していきます。
自動計量機能
自動計量IH炊飯器の特徴は、お米と水の計量作業を使い手が手動で行わなくても、勝手に軽量してくれる便利な機能を備えています。
次世代自動計量IH炊飯器は、お米と水の分量を自動的に正確に計測し、高い精度で美味しいご飯を炊き上げます。
この機能によって、手間を省きつつも確実に炊飯ができ、わたしたちはいつどこにいても簡単かつ快適に炊飯の炊飯準備を体験することができます。
ずぼらな、わたしに向いていそうな炊飯器かも!でも、それなりの準備も必要?
遠隔操作可能
遠隔操作可能とは、ユーザーが炊飯器を直接操作するのではなく、スマートフォンや別のデバイスを使って遠隔から操作できるという機能です。
ヘロヘロで帰ってきたので、夕飯は鶏飯もどき。
コンビニでサラダチキン買って、顆粒の鶏がらスープをお湯でといて、お漬物とかのせてお茶漬けみたいに食べる。
先月から使ってる自動計量IH炊飯器は、スマホで炊飯ボタンが押せてお茶碗一杯分から炊けてよい。#Panasonic #PR#自動計量IH炊飯器 #SRAX1 pic.twitter.com/DMojY6WFa4— ふくい (@fukufukufuku_00) December 5, 2023
専用のアプリやインターネットを通じて、わたしたちはどこからでも炊飯器の設定や作動をコントロールできます。
買って帰るのはおかずのみで、炊き立てのご飯が待ってるということになります。
遠隔操作可能な炊飯器で、外出先や帰宅途中など、いつでも柔軟に炊飯する機能を管理できるメリットがあるのです。
次世代自動計量IH炊飯器の使い勝手をマスターして、便利な日々を送ってください。
炊飯量の最適化
炊飯量の最適化とは、炊飯器が食べる人の食事の分量に合わせて最適な量のご飯を炊くための機能やシステムが備わっています。
家庭や生活スタイルに合わせて、必要な分だけのご飯を炊飯することができます。
例えば、独身者や2人などの小世帯の場合、大量に炊く必要がないので、炊飯器が適切な量を計量し、炊飯することで無駄を減らし、ストレスの軽減に役立ちます。
保温機能の省略
保温機能の省略とは、自動計量IH炊飯器が炊き上げたご飯を一定の温度で保温せず、すぐに食する仕組みです。
通常の炊飯器には、炊き上げ後一定の時間温かい状態で保持する保温機能がありますが、この自動計量IH炊飯器では、炊き上げたての状態で提供することを重視し、保温機能は確保していません。
結果、保温機能は付いていなので、そのつど食べきる必要があります。つまり良く言い換えれば、食べる直前の食卓に炊きたてのおいしさを楽しむことができます。
つまり、自宅で食事を摂る場合は、必ず炊き立ての美味しいご飯が食べられるというとこですね。
シンプルなデザイン
シンプルなデザインとは、要素やディテールを最小限に抑え、余計な装飾や複雑な構造を排除してシンプルかつ洗練された外観を持つデザインを有しています。
自動計量IH炊飯器のシンプルなデザインは、水平・垂直のフォルムにこだわり、キッチンに出しっぱなしでも違和感がなく、家の空間に馴染むように設計されています。
ただし、非常に大きい炊飯器なので、置き場所に悩む必要性が出てきます。
サイズが「33.6Dx17.6Wx33.6H」なので、最初に置き場所を確保しておいてね。
自動計量ih炊飯器の口コミ評判
この自動計量IH炊飯器に対する口コミ評判は分かれているようです。
総合的な口コミ評判
自動計量IH炊飯器を遠隔するスマホの操作に関しては不満が多く、さらにサイズや形状に対する批判も見受けられました。
しかも、保温機能がないことや無洗米専用であることも否定的に捉えられており、一部の方には制約が多いと感じられているようです。
口コミを総合的にみると、便利な機能や自動化に期待していた人には好評でしたが、サイズや使い勝手に不満を感じる声もあり、これからのバージョンアップや改良に期待しているというコメントも多くみられました。
炊き上がりの味による口コミ
口コミによれば、炊き上がりの味については「まぁまぁ」という評価が見られました。
ただし、一部の人は新米を使うともっと良くなる可能性があると述べています。
これはおそらく、口コミの中で言及されていた「現状は確か2年前に買った米を消化中なので新米ならもっと良いかもしれない」というコメントに関連している可能性があります。
準備の手間の口コミ
準備の手間では、この自動計量IH炊飯器にはいくつかの手間があるようです。実際に使った人は、米と水のセットが必要で、これにともなった毎回の水タンクへの注水が面倒だと感じているようです。
また、羽釜を洗う必要があり、保温機能がないため、炊き上がったご飯はすぐに食べる必要があるとの指摘もあります。
一部の口コミでは、「毎回のお米と水の軽量が面倒な人」や「お米の銘柄によって、水の量を自動計測する炊飯器は分かりますが、保温もないなんて…」といった手間や機能不足に関する意見が表れています。
自動計量IH炊飯器を使いだして、面倒だった炊飯の手間がなくなったと喜んでいる人もいましたよ。
メリット
メリットと思える項目は、以下の3点。
・アプリからの操作で「時刻・量・炊き方」が指定可能。
・未来感あふれる装備で炊飯可能。
自動計量ih炊飯器は、自動計量・自動炊飯機能があり、満足いくシステムと感じます。
さらに、アプリを使って「時刻・量・炊き方」が指定できることが未来感あふれる装備に感じ、どこにいても手軽に炊飯が可能です。
デメリット
デメリットと思える項目は、以下の4点。
・保温機能がなく炊き上がったご飯は保存しておけない。
・釜や水タンクの洗浄が面倒だと感じる。
・設定やエラーが理解しにくい。
この炊飯器は毎回のお米と水の軽量が面倒で、保温機能がないため炊き上がったご飯を保存できません。釜や水タンクの洗浄が手間と感じられ、設定やエラーが理解しにくいという特徴があります。
自動計量ih炊飯器をおすすめできる人
自動計量IH炊飯器をおすすめできる人は、以下の5つの条件に当てはまる方。
忙しい日常生活を送る人
アプリからの操作で簡単に時刻や量を指定でき、手間をかけずにご飯を炊きたい人に適しています。
未来感あふれる装備に興味がある人
高度な自動計量やアプリ連携など、最新のテクノロジーを楽しみたい人に向いています。
炊きたてご飯を好む人
炊きたてのご飯をすぐに食べることが前提なので、その味わいを大切にする人に適しています。
単身世帯や夫婦二人暮らしの方
小規模な食事を簡単に調理でき、大きなサイズのデメリットを感じにくいため、単身者やカップルに適しています。
テクノロジーに詳しい人
複雑な機能やアプリの操作に抵抗がない方に向いています。
ただし、お米の銘柄や好みにこだわりがある方や、手間を惜しまない方には、手動で炊飯するほうが合っているかもしれません。
デメリットも多いですが、上記5項目に当たる人であれば、神炊飯器になるのかも!
電気代は?
自動計量IH炊飯器の消費電力は、470W。基本料金を27円とすると
・電気代 = 消費電力(W) × 使用時間(時間) × 料金単価(円/kWh)
・電気代 = 470W × 1時間 × 27円/kWh
1回の炊飯にかかる電気代は、12.69円です。
12.69円×30日:1か月にかかる電気代は「約381円」です。
つまり、通常の炊飯器よりも自動計量IH炊飯器のほうが、電気代は安く抑えられるということになりそうです。
仕様
よくある質問FAQ
Q1:精白米を使用してもよいでしょうか?
A1:無洗米専用ですので、精白米は炊けません。精白米を入れても、洗米機能がありませんので、おいしく炊けません。また、故障の要因になります。(精白米を洗ったお米を鍋に入れても炊けません。)Q2:水はミネラルウォーターを使ってもよいでしょうか?
A2:ミネラルウォーターを使っても、故障はしませんが、水道水をおすすめします。ミネラルウォーターは硬度によっては、おいしく炊けない場合があります。Q3:何分で炊き上がりますか?
A3:銀シャリふつうコース2合炊飯時:約60分です。(自動計量時間を含みます。)
早炊き2合炊飯時:約45分です。(自動計量時間を含みます。)Q4:なぜ保温がないのですか?残ったご飯は、どうすればよいのですか?
A4:いつも炊き立てのおいしさを楽しんでいただきたいので、保温機能を省きました。炊き上がり後1時間以内に食べきらない場合は、別の容器などに移し替えて、冷凍保存をおすすめします。電子レンジで温めなおしてお召し上がりください。Q5:水タンクの水の交換頻度を教えてください。
A5:炊飯都度、水タンクの水は新しい水に交換してください。また、スマホによる遠隔炊飯時は、お出かけ前に水を入れ替えてください。イマドキ屋水タンクは、面倒でも毎回洗浄するほうが良さそうです。
Q6:炊込みごはんや、玄米は炊けますか?
A6:炊けません。故障の原因になります。炊くことが出来るメニューは、無洗米の銀シャリ、無洗米のおかゆ、無洗米のカレー用です。Q7:混ぜ込みごはんはできますか?
A7:炊飯後に入れる混ぜ込みごはんなどは、釜のまま使用可能です。ただし、内面フッ素加工の剥がれや傷付きなどを防ぐために酢(ちらしずしの素など)、塩やふりかけを混ぜるなどはおすすめしません。Q8:保障期間はありますか?
A8:ご購入後、1年間です。(同梱の保証書をご覧ください。)
自動計量ih炊飯器を最安値で購入できる店舗は?
自動計量ih炊飯器を最安値で購入できる店舗を、調べてみました。
調べた店舗は「Amazon、楽天、ヤフーショッピング」の大手通販店。
自動計量ih炊飯器を最安値で購入できる店舗は、楽天の44,770円(送料無料)でした。
まとめ
この炊飯器は毎回のお米と水の軽量が面倒で、保温機能がないため炊き上がったご飯を保存できないようです。
さらに、釜や水タンクの洗浄が手間と感じられ、設定やエラーが理解しにくいという特徴もあります。
この自動計量IH炊飯器は自動計量・自動炊飯機能に満足している一方で、アプリからの操作で時刻・量・炊き方が指定できる便利な装備が備わっています。
未来感あふれる機能で炊飯が可能です。しかし、毎回のお米と水の軽量が面倒であり、保温機能がないため炊き上がったご飯を保存できません。また、釜や水タンクの洗浄が手間と感じられ、設定やエラーが理解しにくいという課題があります。