アルミコーン・ウーファーとは、振動板にアルミニウムを用いたウーファーです。
また、アルミコーン・ウーファーは、スピーカーシステムや音響機器に関連する用語の組み合わせを言います。
この用語は、次の2つの主要な要素から成り立っています。
アルミコーン
アルミ (Aluminum): アルミは、アルミニウムの略で、音響機器のスピーカーコンポーネントやドライバーの素材として使用されることがあります。
アルミは軽量で剛性があり、音の再生に適しているため、ウーファーやミッドレンジドライバーなどのスピーカーコンポーネントの製造に使用されることがあります。
ウーファー
ウーファーは一般的に大きな振幅で振動することができ、低周波数のサウンドを効果的に再生することができます。
ウーファーは、サブウーファーやメインスピーカーの一部として使用され、低音の出力を向上させるのに役立ちます。
下記に、ウーファーの詳細を解説します。
ウーファー (Woofer)
ウーファーは、スピーカーユニットの一種で、スピーカーシステムの中で低音域を再生するコンポーネントユニットです。振動板を振動させて音を出す仕組みになっています。
ウーファーの構造は、以下を参考に。
・振動板(空気を振動させて音を出す部分)
・エッジ(振動板をフレームに固定する部分)
・フレーム(振動板を支持する部分)
・磁気回路(振動板を駆動する磁石とコイルの組み合わせ)
・ボイスコイル(磁気回路のコイル部分)
・マグネット(磁気回路の磁石部分)
ウーファーは、振動板の素材によって、以下の3種類に分けられます。
・アルミコーン・ウーファー。
・紙コーン・ウーファー。
・カーボンファイバー・ウーファー。
アルミコーン・ウーファー
軽量で剛性が高いため、クリアな低音を再生することができます。
このページで紹介しているアルミコーン・ウーファーですが、以下2点の特徴があります。
・錆びにくいため、長期間使用できる
軽量で剛性が高い
アルミニウムは、鉄や銅などの金属に比べて、軽量で剛性が高いという特徴があります。そのため、振動板の動きがスムーズで、クリアな低音を再生することができます。
錆びにくい
アルミニウムは、鉄や銅などの金属に比べて、錆びにくいという特徴もあります。そのため、長期間使用しても劣化しにくいというメリットがあります。
メリット
アルミコーンでできたウーファーは、クリアな低音を再生でき、長期間使用できる特徴を持っています。
デメリット
アルミコーンでできたウーファーは、振動板の厚みが薄いと、歪みが起こりやすくなり、振動板が薄すぎるため、振動時に変形しやすくなり、音波が歪んでしまう可能性もあります。
歪みが起こると、音が濁ったり、割れたりするようになります。また、音量が大きいと、歪みがさらに大きくなって、耳に不快感を与えることもあります。
紙コーン・ウーファー
最も一般的に使用されているウーファーです。
紙コーン・ウーファーは、振動板に紙を用いたウーファーです。
ウーファーは、スピーカーユニットの一種で、低音域を再生するユニットで、振動板を振動させて音を出す仕組みになっています。
紙は、軽量で加工しやすいという特徴があるため、振動板を薄くすることができ、軽快で明るい低音を再生することができます。
また、紙は、吸音性が高く、不要な音を抑えることができます。そのため、よりクリアな音を再生することができます。
メリット
・軽量で明るい低音を再生できる
・不要な音を抑えて、よりクリアな音を再生できる
デメリット
・振動板が破損しやすい
・高音域の再生が苦手
紙コーン・ウーファーは、価格が安価で、取り扱いが簡単なため、一般的なスピーカーに多く採用されています。
また、軽快で明るい低音は、ロックやポップスなどの音楽ジャンルに適しています。
適した用途
・一般的なスピーカー
・低価格帯のスピーカー
軽快で明るい音を再生したい場合
紙コーン・ウーファーは、軽量で明るい低音を再生できるウーファーです。
価格が安価で、取り扱いが簡単なため、一般的なスピーカーに多く採用されています。
カーボンファイバー・ウーファー
軽量で剛性が高く、歪みが少ないため、高音質な低音を再生することができます。
ウーファーのサイズは、口径で表されます。口径が大きいほど、低音域を再生できるようになります。
またウーファーは、スピーカーシステムの中で、最も大きな音を出すユニットです。
そのため、スピーカーの音質を左右する重要な要素と言えるでしょう。
ウーファーの役割とは
・スピーカーシステムの音響バランスを整える。
ウーファーがないと、音楽や映画の迫力や臨場感を十分に味わうことができません。また、スピーカーの音響バランスが崩れて、バランスの悪い音になってしまう可能性があります。
上記はウーファーの選び方のポイントですが、ウーファーは、スピーカーシステムの中で、最も重要なユニットのひとつです。
アルミコーン・ウーファー搭載モデルの臨場感体験
アルミコーン・ウーファーを搭載し、信じられないほど進化した究極のハイ・フィディリティサウンドモデルがAIRPULSE A200。
究極ハイ・フィディリティサウンドをたたき出すAIRPULSE A200の実力を一度味わうと、もう他のスピーカーのお世話になりたくなくなるほどの体験をするのではと思います。
airpulse A-200 チェックワンツーなうです pic.twitter.com/oo0i4cyBRW
— 3F、ときに配達の人。 (@DJpiper8) September 12, 2020
AIRPULSE A200の臨場感体験が詳しく載った記事を確かめてみる価値、十分にあると思います。