DCT-WR100Dが遅い・繋がらない時の対処法!UIMカードや設置場所で変わる通信速度

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DCT-WR100Dを使っていると、快適に動画が見られる時もあれば、

・今日はなぜか遅い
・Wi-Fiが繋がらない

とストレスを感じる場面があるかもしれません。

実は、このデバイスは設置場所を数センチずらすだけで通信速度が変わることがあります。

この記事では、DCT-WR100Dが遅いと感じた時にすぐに試せる対処法や、UIMカードの状態確認、docomo回線のエリア判定方法など、トラブルシューティングに特化した内容を解説します。

もし、まだ購入前で基本的な価格や契約方法について知りたい方は、以下の完全ガイドを先にチェックしてみてください。

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DCT-WR100Dが遅い・繋がらない主な原因とは?

故障かな?」と思う前に、まずはDCT-WR100Dの通信の仕組みを理解しておきましょう。この車載用Wi-Fiルーターは、docomoのLTE回線を利用しています。

つまり、スマホが繋がりにくい場所では、当然このWi-Fiも遅くなります。しかし、原因は場所だけではありません。

通信速度低下の3大要因

通信トラブルの多くは、以下の3つのいずれかに当てはまります。

・設置場所の問題:電波を遮る場所に本体を置いている。
・エリアの問題:docomoのLTE電波が弱い、または混雑している。
・仕様上の制限: 停車中の使用制限(60分ルール)に引っかかっている。

特に見落としがちなのが、本体の設置場所による電波干渉です。これらを一つずつ解決していきましょう。

【即効性あり】設置場所を変えるだけで速度は変わる

DCT-WR100Dはシガーソケットから電源を取りますが、ケーブルの届く範囲で本体を動かすことができます。

邪魔だから」といって、以下のような場所に設置していませんか?

避けるべき設置場所(NG例)

グローブボックスの中: 周囲を囲まれているため電波を受信しづらい。

座席の下: 金属パーツが多く、電波干渉を受けやすい。

ドリンクホルダーの奥底: 埋もれてしまうとアンテナ感度が下がる。

推奨される設置場所(改善策)

通信速度を最優先にするなら、ダッシュボードの上やコンソールボックスの蓋の上など、見通しの良い場所への設置がベストです。

実際に、グローブボックスからダッシュボード上に移動させただけで、アンテナピクト(受信感度)が最大になったという口コミも多数存在します。

本体の向きを変えるだけでも、内蔵アンテナの受信感度が変わることがあるため、LEDランプの色を見ながらベストな位置を探ってみてください。

UIMカードとdocomoエリアの確認方法

設置場所を変えても改善しない場合、回線そのものやUIMカードに問題がある可能性があります。

docomoのサービスエリアを確認する

DCT-WR100Dは「docomo in Car Connect」というサービスを利用しており、ドコモのLTEエリア内で通信可能です。

山間部やトンネル、あるいは人口密集地での「パケ詰まり」(電波はあるのに通信が遅い現象)が発生している可能性があります。

スマホがドコモ回線であれば、スマホのアンテナ状況と比較してみてください。スマホも繋がらない場所であれば、DCT-WR100Dも繋がりません。これは機器の不具合ではなく、エリアの問題です。

UIMカードの接触不良と更新

稀に、走行中の振動でUIMカードの接触が悪くなっていることがあります。

一度電源を抜き、UIMカードを抜き差し(リセット)してみてください。これだけで通信が復旧することがあります。

また、UIMカードには有効期限があります。期限が切れていると当然繋がりません。契約状況は「docomo in Car Connect」のマイページで確認可能です。

「繋がらない」と勘違いしやすい「60分ルール」

DCT-WR100Dには、一般的なモバイルルーターとは異なる特殊な仕様があります。それが「停車中60分制限」です。

これを「故障」や「通信速度の低下」と勘違いしているケースが非常に多く見られます。

停車中はWi-FiがOFFになる仕様

このデバイスは「走行中」に使うことを前提としています。そのため、エンジンをかけていても、車が停止(駐車)してから60分が経過すると、自動的にWi-Fi機能がOFFになります。

・エンジン始動後: 停車状態でも30分間は使用可能。
・走行後: 停車してから60分間は使用可能。

もし、駐車場で休憩中に突然繋がらなくなった場合は、故障ではなくこの仕様が作動しています。

再接続するには?

再びWi-FiをONにするには、車を少し走らせて振動を検知させるか、一度エンジンの再始動(ACC電源の入れ直し)を行う必要があります。

LEDランプの色で状態を診断する

DCT-WR100Dの本体にはLEDインジケーターがあり、色と点滅パターンで現在の状態を教えてくれます。遅い・繋がらないと感じたら、まずはランプを確認しましょう。

LEDの主なステータス

・青点灯: 正常(Wi-Fi利用可能)。
・青点滅: 通信準備中、または更新ファイルの受信中。
・緑点灯: 停車中モード(残り時間が少なくなると点滅に変わる場合あり)。
・赤点灯/点滅: エラー発生(圏外、UIMカード未挿入、異常温度など)。

特に「赤点灯」の場合は、電波が届いていないか、UIMカードが認識されていません。

また、夏場のダッシュボードなど高温環境下では、保護機能が働いて動作が停止することがあります。本体が熱くなっている場合は、涼しい場所へ移して冷めるのを待ちましょう。

もし、何をしても繋がらない場合や、いつもと違うランプの点き方をしている場合は、故障ではなく**「契約期間の終了」や「UIMカードの有効期限切れ」**の可能性があります。念のため、現在の契約ステータスをチェックすることをおすすめします。

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まとめ:速度改善のために今日からできること

DCT-WR100Dが遅い、繋がらないと感じた場合、デバイスの故障を疑う前に以下のステップを試してください。

・設置場所を変える:グローブボックスから出し、ダッシュボード等の見通しの良い場所へ。
・再起動する:シガーソケットを一度抜き差しする。
・仕様を確認する:停車して60分以上経過していないか確認する。
・UIMカードを確認する: 抜き差しを行い、マイページで有効期限を確認する。

設置場所の変更は、費用もかからず最も効果が期待できる対処法です。

それでも改善しない場合や、UIMカードの更新が必要になった場合は、以下の記事でカードの再発行やコストについて再確認することをおすすめします。

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