「レンジメートプロ」は、テレビショッピングやSNSで話題沸騰中の大人気商品ですが、その一方で、購入を検討している多くの人が直面する「ある疑問」があります。
・似たような商品が3,000円で売ってるけど、これじゃダメなの?
・もしかして、安いサイトは偽物?
1万円近い調理器具は、決して安い買い物ではありません。「少しでも安く買いたい」と思うのは当然の心理です。しかし、その心理につけ込んだ「類似品」や「模倣品」を選んでしまい、結果として「魚が全然焼けない」「すぐ壊れた」と後悔する人が後を絶ちません。
今回は、レンジメートプロの「価格の秘密」と「偽物・類似品との決定的な違い」について、業界の裏事情や技術的な側面から徹底的に調査しました。
これを読めば、なぜ9,900円という価格設定なのか、そしてなぜ「高くても正規品を選ぶべきなのか」が明確に分かり、自信を持って購入できるようになりますよ。
レンジメートプロの基本的な口コミや、実際に使って分かったメリット・デメリットの全体像については、以下の記事で詳しくレビューしています。

レンジメートプロに「偽物(コピー品)」は存在するのか?
まず、単刀直入な疑問。「レンジメートプロの偽物は出回っているのか?」という点について解説します。
結論から言うと、現時点では「レンジメートプロ」というブランドロゴを完全にコピーし、パッケージまで模倣した「悪質なデッドコピー品(完全な偽物)」は、大手通販サイト(Amazon、楽天、Yahoo!)ではほとんど確認されていません。
しかし、ここで安心するのは早計です。偽物以上に厄介な「見た目がそっくりな類似品」が大量に出回っているのが現状だからです。
特に注意が必要なのは、フリマアプリや、日本語が怪しい激安通販サイトです。「箱なし」「海外並行輸入品」などの名目で、検品落ちしたB級品や、旧型モデル、あるいは完全な偽物が紛れ込んでいるリスクはゼロではありません。
なぜどこも9,900円?最安値が存在しない「大人の事情」
家電量販店やネット通販といえば、「価格競争」が当たり前ですよね。しかし、レンジメートプロに関しては、不思議なほど「どこで買っても9,900円(税込)」で統一されています。
これには、明確な理由があります。
理由1:メーカーによる徹底したブランド管理
レンジメートプロは、テレビショッピングでの爆発的なヒット商品です。もし一部の店舗だけが極端な値引きを始めると、正規の価格で購入した顧客からの不満が出たり、ブランドイメージそのものが「安売り商品」として定着し、価値が下がってしまいます。
そのため、メーカーや正規代理店(MUKなど)が主導となり、「適正価格での販売」を徹底していると考えられます。Apple製品がどこでも定価販売なのと同じ理屈ですね。
理由2:特許技術による製造コストの高さ
これが最大の理由です。レンジメートプロは、ただのプラスチック容器ではありません。
特殊セラミック:マイクロ波を吸収して発熱する心臓部。
アルミナ繊維:1000℃以上にも耐える断熱材。
SPS樹脂:耐熱性と耐久性に優れた高価な樹脂素材。
これらの素材を惜しみなく使い、複雑な特許構造で組み上げているため、「物理的にこれ以上安く作ることができない」という製造原価の事情があります。
もし5,000円以下で売られているとしたら、それは「材料費を削った(=性能を落とした)偽物」か、「赤字覚悟の在庫処分」のどちらかですが、人気商品で在庫処分はまずあり得ません。
「3,000円の類似品」と「正規品」の決定的な3つの違い
Amazonなどで「レンジ グリルパン」と検索すると、3,000円〜5,000円程度の類似商品がたくさん出てきます。
「仕組みは同じでしょ?なら安い方でいいじゃん!」
そう思って安い類似品を買った人の多くが、「結局レンジメートプロを買い直した」というレビューを残しています。なぜ安物ではダメなのか、その決定的な違いを「温度」「仕上がり」「耐久性」の観点から深掘りします。
違い1:到達温度が全く違う(340℃ vs 200℃)
レンジメートプロの最大の特徴は、電子レンジ調理でありながら約300℃〜340℃という高温に到達することです。 この高温があるからこそ、魚や肉の表面を一瞬で焼き固め、メイラード反応(焦げ目)を起こして「パリッ」とした食感を生み出せます。
一方、安価な類似品は、発熱体の性能が低く、せいぜい200℃前後までしか上がらないものがほとんどです。
「焼き目」がついているように見えても、食べてみるとフニャフニャ…というのは、この温度不足が原因です。
違い2:断熱構造と安全性の違い
レンジメートプロは、高温になる鉄板部分と、プラスチックの外枠の間に、「アルミナ繊維」という高性能な断熱材が詰め込まれています。 これにより、中は300℃超えでも、外側は素手で持てる温度(約50℃以下)に保たれます。
安い類似品は、この断熱材が省略されていたり、空気層だけで断熱していたりします。 その結果、
加熱後に持ち手が熱すぎてミトンがないと持てない。
熱で底面が変形して、テーブルを焦がした。
電子レンジ庫内でプラスチックが溶けた。 といった事故のリスクが高まります。
違い3:コーティングの耐久性
レンジメートプロには、日本のダイキン工業などが開発した高品質なフッ素樹脂コーティングが使われており、焦げ付きにくさが長持ちします。
一方、類似品はコストダウンのために安価なコーティングを使用しているケースが多く、「数回使っただけで食材がくっつくようになった」「洗ったらコーティングが剥がれた」というトラブルが頻発します。
安物を3回買い替えるより、正規品を1回買う方が、結果的にコスパが良いのです。
とはいえ、正規品であっても永久に使えるわけではありません。高いお金を出して買った「本物」を、1年でダメにするか、3年使い倒すかはメンテナンス次第です。

本物を見分ける!正規品を確実に手に入れる方法
「高くてもいいから、間違いなく本物が欲しい」 そう考える方のために、正規品を確実に入手するためのチェックポイントをご紹介します。
1. 商品名を正確にチェックする
正規品の名称は「レンジメートプロ(RANGE MATE PRO)」、または上位機種の「レンジメートプロ グランデ」です。
「レンジクック」「レンジシェフ」「魔法のレンジパン」といった名前の商品は、すべて他社製品(類似品)です。ロゴのフォントや、パッケージのデザインが似ていても、商品名が違えば中身は別物です。
2. 販売元(ショップ名)を確認する
最も確実なのは、正規販売代理店から購入することです。 現在の主な正規販売店は以下の通りです。
MUK(株式会社MUK):公式オンラインショップも運営する主要代理店。
日テレポシュレ / ディノス / TBSショッピング:テレビ局系列の通販サイト。
イッティ(ITTY):正規代理店の一つ。
Amazonや楽天で購入する場合も、販売元のショップ名が上記、または「公式」と記載されているかを確認しましょう。 「発送元:Amazon」となっていても、販売元が聞いたことのない個人名や、海外の業者の場合は注意が必要です。
3. 生産国をチェックする
レンジメートプロは、開発元である「韓国(KOREA)」で製造されています。 「中国製(MADE IN CHINA)」と書かれている場合、それはレンジメートプロではありません(※部品の一部などが異なる可能性はありますが、本体の主要製造は韓国です)。
韓国は、この手の「マイクロ波発熱調理器」の特許技術において世界をリードしており、その技術力の結晶がレンジメートプロなのです。
「レンジメート」には旧型もある?PROとの違い
実は、「レンジメート」にはいくつかのシリーズが存在します。フリマアプリなどで安く売られているのは、この「旧型」である可能性があります。
1. レンジメート(無印・旧型) 数年前に販売されていた初期モデル。丸型で、発熱性能やコーティングの耐久性が現行モデルより劣ります。
2. レンジメートPRO(現行モデル) 現在主流のモデル。丸型とスクエア型があり、発熱温度や断熱性が大幅に向上しています。フタが自立するスタンド式になっているのも特徴です。
3. レンジメートPRO グランデ PROを少し大きくしたスクエアタイプ。
まとめ:9,900円は「技術への対価」。本物を選んで失敗なし!
レンジメートプロの偽物疑惑と、価格の秘密について解説しました。
「たかがレンジ調理器に1万円?」と最初は思うかもしれません。 しかし、レンジメートプロは「電子レンジを高性能なオーブンに変えるデバイス」と言い換えることができます。
3,000円の類似品を買って、「やっぱりレンジじゃ美味しくないね」とガッカリして使わなくなるのが一番の無駄遣いです。 9,900円の投資で、毎日の料理が劇的に楽になり、しかもガス火並みに美味しくなるなら、そのコストパフォーマンスは決して悪くありません。
ぜひ、本物の「レンジメートプロ」を手に入れて、その実力を体感してください。
正規品の在庫状況や、実際の利用者の満足度については、以下の親記事でも詳しく紹介しています。



