ラミネーターの良し悪しの最大のポイントはローラーの本数だと思います。
仕上がりがきれいになるのには保護フィルムの厚さやラミネートの速度も関係してきますが、一番のポイント部分はローラーの本数です。ローラーが多く配置されしっかりラミネートを押し出す形にしていれば、基本的にきれいなラミネートが可能になる可能性が高ります。
低価格のラミネーターのローラーの本数は2本。価格が高くなってくるとローラーの本数が4本や6本というふうに増えてきます。
しかし、ローラーが増えるごとに価格も比例して高くなるのが現状としてあります。
業務用ではなく一般家庭で使用する場合4本付きローラーがベストですが、ほとんど使用しないのであれば2本でも十分だと思います。ローラーが2本ついた機種の値段は2,000円台から高くてもせいぜい6,000円台が相場の値段です。
それに引替えローラーが4本付いたラミネーターの平均価格帯は7,000円台から10,000円台前半といった価格帯になる場合がほとんどです。ちなみに、6本付きラミネーターの価格は20,000円台後半から高ければ何十万円というラミネーターも存在しています。
このページでは、ラミネートが安定しずらいといわれる2本ローラーを使用していても比較的反りなどもなく安定したラミネートが可能な機種を人気順にご紹介しています。参考にしてください。
2ローラーの人気おすすめ機種5選
ローラー2本仕様のラミネーターは不安要素はあるものの、ラミネーター自体の出来如何によってはじゅうぶん使える機種が多くあると感じます。
安い商品の何パーセントかの製品には故障や初期不良はつきものですが、その中でも人気があり且つ保証期間が一定数ある商品が選ぶ最低条件です。
購買意欲も高くレビュー数などから照らし合わせて厳選したラミネーター5機種を人気順にご紹介します。
ナカバヤシ ラミネーター クイックラミ NQL-101A4BK
NQL-101A4BKは、日本の企業で東京都と大阪府両方に本社を置く「ナカバヤシ株式会社」という東証一部の大企業が扱っている商品の一部です。
資本金は66億66百万円だそうで、昭和26年に設立された多岐の事業を手掛けている企業です。
ナカバヤシが作成しているラミネーターの種類には「2ローラー・4ローラー・6ローラー」とあり、種類も豊富に取り揃えています。
ここに紹介する2ローラー製のNQL-101A4BKは安価な値段設定にもかかわらず100ミクロンと150ミクロンに対応した機種。しかも、ミクロンに応じた2段階温度調整も可能。さらにラミネート時間も早く、2ローラー製の機種としては値段以上という口コミ評価もあります。
口コミ内容
・ラミ加速度が速い。
・一気に2000部使っても大丈夫。
・ラミネート加工は完璧。
・準備もあっという間。
・安全設計も万全。
ナカバヤシ取り扱いのNQL-101A4BKの評価は想像以上に高かったですね。
ただ、名刺サイズは不可なのと初期不良や早期の故障に出くわした方もいるようですが、故障の際は購入先への早急な問い合わせをしましょう。
アイリスオーヤマ ラミネーター LTA32W
ベンチャー企業で勢いを増しているアイリスオーヤマが作成するラミネーターにも、2本、4本、6本ローラー付き機種を数多く取り揃えているのが特徴です。
2本付きローラーにもさまざまな種類が用意されていますが、今回紹介する機種にはラミネートフィルムやクリーニングペーパー、キャリアシートなど付属品がついて、ラミネーターデビューする人にとってはすぐに始められる機種となっています。
出入り口にはトレーがつき失敗しにくく、万が一の場合でもフリーレバーで取り除くこともできる仕様で考えられた機種になっています。
口コミ内容
・初めてでもきれいにできた。
・使いやすい。
・早い。
・操作が簡単。
・仕上がりがきれい。
・失敗しずらい
ただ、出来が悪い機種に当たった人もいるようで、ローラー部の取り付け部分の出来が悪くラミネートを巻き込むというトラブルなどもあったようです。
2本ローラー仕様は、熱や圧など繊細な加減から成り立っているため、熱やローラーの微妙な違いが故障の原因になる可能性があります。しっかりとしたものを選びたいという人は4本ローラーを選択しましょう。
Bonsaii ラミネーター L409-A
Bonsaii(ボンサイ)のラミネーターは中国製品のようですが、この会社が作る商品にはシュレッダーも存在しているようです。
Bonsaiiのラミネーターが人気なのかは分かりませんが、Amazonなどを見るとそれなりに販売数があるように思われますが、会社自体の素性が乏しくハッキリしていない部分もあるので、購入する判断材料は口コミ内容しかないように思います。
Bonsaiiのラミネーターの口コミ内容を見てみると、価格が安いわりに商品の出来合いが良ければ思っていた以上のコストパフォーマンスがあるラミネーターと感じました。
もし不出来な商品にあって初期トラブルや途中での故障時にも保証がついているため商品交換や返品は可能だと思えるので、購入しても安心できる材料になると思われますね。
口コミ内容
・ラミネート表面にうねりがある。
・ラミネート加工不能。
・薄くて軽量コンパクト。
・静か。
・ウォームアップ時間もそこそこ早い。
・ラミネートもきれいにできる。
・コスパが良い。
・スライドカッターとコーナーカッターが使いやすい。
このような口コミが多数ありました。
良い口コミもありましたが、一定数の初期トラブルらしい悪い口コミもありました。返品や交換もできるようなので、頻繁に使用しない人であれば良いのではと思えるラミネーターだと思いました。
尚、L409-Aは100μmしか対応していないため、厚いラミネートが欲しいという方には向いていないと思います。
※注意事項
・巻き込み時の逆転なし。
・片側のラミネート不可。
・W:270ワット(50/60Hz)
・ペーパートリマの替え刃あり。
・予備ラミネートなし。
・問い合わせ先:otoiawase@bonsaii.com
・領収書:Amazonカスタマーセンターに問い合わせ。
・ラミネート後のトリマーはカットしろを確保後行う。
TENKER ラミネーター4in1
TENKERも中国製のようだと思いますが?ですが、最近では中国製の商品もレベルが高くなってきている感もありますが、雑なつくりや故障対象もまだ多いのかもしれません。
TENKERの手掛ける商品の豊富さには驚きますが、このラミネーターもL409-Aと同様口コミ内容を見てみると、L409-Aよりも良い口コミ数が多くありました。
口コミ内容
・ペーパーカッターとパンチング付きが便利。
・予想以上にきれいなラミネートができる。
・価格が安いわりに機能が豊富。
・簡単で使いやすい。
・付属品が豊富。
TENKERの口コミには、L409-Aより予想をはるかに超える好印象の口コミが多かったですね。
世界中の商品を請け負うノウハウと技術面を手にしたことによる上達が、末恐ろしいと感じる今日この頃です。ですが、お国柄でしょうか上下の隔たりもまだまだ存在するようにも思います。
ABOX ラミネーター
ラミネーターをつくるABOXは中国の企業と思われます。入り口のトレーやコーナーカッター、切断カッター刃、予備のラミネートなどが付属品です。
150μmと100μmに対応。ウォームアップは2分間で普通。
口コミ内容
・カッターやラミネートの付属が助かる。
・簡単で使いやすい。
・150μmに対応しているので助かる。
・きれいな仕上がり
このような口コミがありました。
ABOXのラミネーターは発売間もない機種のようで、口コミ数もあまりなかったですが、比較的評判は良かったと思います。ただ、使った人の割合が少ないための意見としの参考にとどめておきましょう。
まとめ
上記に挙げた機種は、すべて補償対象とは明記されていない機種もありましたが、口コミを見ていると返品は可能のようです。
どのラミネーターも安価なため、商品の中には初期トラブルや故障に遭遇するなど当たり外れがあるのかもしれません。しかし返品できると思えるので購入する対象商品になると思います。
2本付きローラーラミネーターは、普段ほとんど使わない方用に購入されるのであれば全然問題ないと思いますが、めったに使わない中での故障なども多いことも考えておきたいものです。ですが、ほとんど使わないのでれば2本ローラーでもじゅうぶん。
会社などで使う場合は、安物買いの銭失いにならないように4本ローラーが良いのではと思われます。