ここ毎年、花粉騒ぎが激化している状態の日本列島ですが、そんなときに必要なのが空気清浄機の存在。
空気清浄機といえば、シャープのプラズマクラスターが人気ですが、今回紹介するのはプラズマクラスターの中でも特に加湿機能に優れている「シャープ プラズマクラスター NEXT KI-LP100-W」をレビューしてみました。
室内の加湿はもとより、花粉やウイルスなどが気になる人も、参考にしてください。
シャープ プラズマクラスター NEXT KI-LP100-Wをレビュー!
シャープ プラズマクラスター NEXT KI-LP100-Wは、加湿空気清浄機のプレミアムモデルで、プラズマクラスターの濃度が50,000個/cm3になったモデル。
この商品の口コミ評判ですが、価格.comなどの口コミによると、デザインや使いやすさは高く評価されていますが、清浄能力や静音性はやや低めという口コミも。
Amazonのレビューでは、加湿効果や自動掃除機能に満足している人が多いですが、価格が高いと感じる人もいます。
そんなシャープ プラズマクラスター NEXT KI-LP100-Wの口コミを、調べてみました。
シャープ プラズマクラスター NEXT KI-LP100-Wの口コミ
口コミには賛否両論といった内容でしたが、人それぞれでとらえ方や感じ方が違うため一概にはいえない部分もありそうです。
シャープ プラズマクラスター NEXT KI-LP100-Wはこんな人におすすめ
上記のような考えをもっている方は、シャープ プラズマクラスター NEXT KI-LP100-Wがおすすめと感じました。
シャープ プラズマクラスター NEXT KI-LP100-Wの機能や特徴
シャープ プラズマクラスター NEXT KI-LP100-Wの機能や特徴を、調べてみました。
プラズマクラスター濃度を50,000個/cm3まで高める
プラズマクラスターとは、シャープ独自の空気浄化技術で、空気中に存在する水分からプラスとマイナスのイオンを発生させることで、空気中の有害物質やニオイなどを分解除去するものです。
プラズマクラスター 7000は、従来のプラズマクラスターに比べて、イオン発生量が約2倍になり、より高いイオン濃度を実現することで、空気浄化力が向上しています。具体的には、次のような効果があります。
シャープ プラズマクラスター NEXT KI-LP100-Wの効果
イオン発生量が約2になった性能になっているNEXT KI-LP100-Wには、他よりも空気の浄化力に期待が高まりそうですね。
静電気の除去やホコリや花粉、微小な粒子を素早く吸じん
プラズマクラスターは、プラスとマイナスのイオンを発生させて、空気中の有害物質やニオイを分解除去する技術。
プラズマクラスターは、「+」と「-」両方の静電気を除去できるので、花粉や微小な粒子が壁などへ付着するのを抑制します。
また、遠くのホコリも引き寄せて大きな背面全体の吸込口でパワフルに吸引し、花粉や微小な粒子をより多く集める「パワフル吸じん運転」も搭載しています。
摩擦帯電による静電気を利用して大気中のPM2.5 や花粉・ホコリなどを除去する方法です。
摩擦帯電方式の空気清浄デバイスは、高圧電源やファンなどを必要とせず、低消費電力で動作し、ダスト捕集部分は水洗いが可能で、メンテナンスも簡単です。
3つのフィルターでニオイやホコリをしっかりキャッチ
シャープ プラズマクラスター NEXT KI-LP100-Wの集塵フィルターは3つ。
プレフィルターの働き
プレフィルターは、空気清浄機の最初の段階で、大きなゴミやほこりを取り除く役割をします。プレフィルターは、水洗いや掃除機でのお手入れが可能で、交換の必要はありません。
集じんフィルターの働き
集じんフィルターは、プレフィルターで取り除かれなかった、目に見えない細かい塵や花粉などを捕集する役割をし、一般的にHEPAフィルターと呼ばれる高性能なものが使われており、0.3μm以上の粒子を99.97%以上除去できます。
ただ、掃除機でホコリを吸い取るだけでお手入れができますが、寿命が来たら交換が必要です。
脱臭フィルターの働き
脱臭フィルターは、ニオイ成分を吸着する役割をしますが、活性炭や触媒などの物質が使われており、タバコやペットなどのニオイも軽減できます。
ただし、集じんフィルターと同じく掃除機でホコリを吸い取りお手入れが可能ですが、寿命がくれば交換を余儀なくされるので、定期的な取り換え作業と手間がかかるのがネックに感じる分部です。
大容量加湿で乾燥した空気にも対応
シャープ プラズマクラスター NEXT KI-LP100-Wには大容量加湿930mL/hが装備され、1時間に930ミリリットルの水分を空気中に加湿する効果があります。
一般的な加湿空気清浄機の加湿能力は、300~500mL/h程度ですので、930mL/hはかなり高い数値です。
大容量加湿システムにはターボ運転があり、加湿能力を最大限に引き出すための強力な運転モードを有しています。このモードではファンの回転数が上がり、水分を細かく霧状にして空気中に拡散させます。
室内の湿度が低くい場合、乾燥した空気に反応し、十分な加湿効果を得られる働きがあります。
乾燥した空気は、肌や喉の乾燥、インフルエンザやコロナウイルスなどの感染症のリスクを高めると言われており、そのため冬場や暖房器具を使う場合には加湿空気清浄機がおすすめという訳です。
デザイン操作性と見やすさを兼ね備えた大型液晶パネル
素材や色合い、さらには形状など上品で洗練された高級感のあるデザインは、空気清浄機をインテリアの一部として楽しめるだけでなく、品質や性能にも信頼感を与えます。
空気清浄機の前面に設置された画面の大型液晶パネルは、空気清浄機の運転状況や室内の空気環境などを、文字やグラフなどで分かりやすく表示します。
空気清浄機の設定や切り替えなどが簡単にできる操作性と見やすさを兼ね備え、画面の内容も明確に確認でき操作性と見やすさや使い勝手が良く快適です。
シャープ プラズマクラスター NEXT KI-LP100-Wのデメリット
一般的な加湿空気清浄機に比べても、NEXTのネーミング通りプラズマクラスタ―搭載の中でも、とりわけハイグレードの価格になっている理由から高価という問題もあります。
また約18kgという重量で、移動や掃除が大変で、しかもプレミアムという通常価格よりも高い価格で、一般的な加湿空気清浄機と比べても高額と感じます。
さらに音が大きく、ターボ運転時での自動掃除時には、音が気になるレベルに達するほどの音になります。
気になる電気代
シャープ プラズマクラスター NEXT KI-LP100-Wの気になる1時間の電気代を、風量別に出してみましたので、基準にして計算してみてくださいね。
ちなみに、電気料金単価は日本全国の平均の27円で計算しています。
最安値で購入
シャープ プラズマクラスター NEXT KI-LP100-Wを最安値で購入する店舗を「楽天・Amazon・ヤフーショッピング」の中から調べてみました。
Amazon:59,727円
ヤフーショッピング:68,724円
2023年4月1日の今の時点では、Amazonの59,724円が最安値で売られていましたが、店舗に商品がなくなった場合の最安値も違ってきますので、この最安値価格は参考程度に留めておいてくださいね。
仕様と説明書
シャープ プラズマクラスター NEXT KI-LP100-Wの説明書は、こちらから確認できます。
シャープ プラズマクラスター NEXT KI-LP100-Wの仕様書は、下記を参考にしてください。
商品名 | シャープ プラズマクラスター NEXT |
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型番 | KI-LP100-W |
プラズマクラスター適用床面積 | 約23畳(約38m2) |
運転モード | ・加湿空気清浄 ・空気清浄 |
適用床面積(加湿空気清浄) | ・プレハブ洋室~26畳(43m2) ・木造和室~15.5畳(26m2) |
適用床面積(空気清浄) | ~46畳(76m2) |
清浄時間(加湿空気清浄) | 8畳を7分(「ターボ」運転時) |
清浄時間(空気清浄) | 8畳を6分(「ターボ」運転時) |
風量切替(加湿空気清浄) | ・ターボ ・強 ・中 ・静音 |
風量切替(空気清浄) | ・ターボ ・強 ・中 ・静音 |
風量m3/分(加湿空気清浄) | ・ターボ:8.8 ・強:7.7 ・中:6.5 ・2.0 |
風量m3/分(空気清浄) | ・ターボ:10 ・強:7.7 ・中:6.5 ・2.0 |
消費電力W(加湿空気清浄) | ・ターボ:68 ・強:62 ・中:46 ・静音:6.1 |
消費電力W(空気清浄) | ・ターボ:68 ・強:62 ・中:46 ・静音:6.1 |
定格消費電力(W) | 96 |
運転音dB(加湿空気清浄) | ・ターボ:53 ・強:51 ・中:48 ・静音:22 |
運転音dB(空気清浄) | ・ターボ:54 ・強:51 ・中:48 ・静音:21 |
加湿量mL/h(加湿空気清浄) | ・ターボ:930 ・強:850 ・中:750 ・静音:330 |
連続加湿時間 (時間) | ・ターボ:約4.6 ・強:約5.1 ・中:約5.7 ・静音:約13 |
タンク容量(L) | 約4.3 |
サイズ | 幅427×奥行371×高さ738 |
質量(kg) | 約17 |
電源コード長さ(m) | 2.0 |
待機時消費電力(W) | 約 0.7(1.0) |