コスパ最強と話題のスマートウォッチを購入する際、ふと頭をよぎるのが「セキュリティや個人情報の安全性」ではないでしょうか?
特に「Newluck」のような海外製(中国製)のデバイスを使う場合、
・位置情報が漏れるのでは?
といった不安を感じる方は少なくありません。
結論から言えば、適切な設定を行えば、過度な心配は不要です。しかし、何も考えずにすべての権限を許可してしまうのはリスクがあります。
この記事では、Newluckスマートウォッチを安全かつ快適に使用するためのセキュリティ対策と設定方法を、アプリの挙動や通信の仕組みから徹底的に深掘りして解説します。
Newluckスマートウォッチの危険性は?中国製アプリの真実
ネット上では「中国製スマートウォッチは危険」という噂をよく耳にします。
まずは、その「危険」の正体と、Newluckスマートウォッチの実情について整理しましょう。
なぜ「中国製は危険」と言われるのか
この懸念の根底にあるのは、主に「国家情報法」という中国の法律の存在です。
このため、サーバーが中国国内にある場合、理論上は「個人の健康データや位置情報が閲覧されるリスクがゼロではない」と言われています。これが、多くのユーザーが不安を感じる最大の理由です。
Newluckスマートウォッチのデータ管理の実態
では、Newluckスマートウォッチはどうでしょうか。
一般的に、Newluckのような低価格帯のスマートウォッチは、専用のコンパニオンアプリ(「GloryFit」などが使われることが多い)を通じてスマホと連携します。
これらのアプリは、あくまで「スマホの通知を時計に飛ばす」「時計で計測した歩数データをスマホで表示する」ためのブリッジ(橋渡し)役です。
つまり、アプリに対して「必要以上の権限を与えない」ことで、プライバシーのリスクは大幅にコントロールできるのです。
インストール時に注意!アプリの権限リスクを理解する
スマートウォッチを利用するためには、スマホとのペアリングが必須です。その際、アプリから様々な「許可」を求められますが、ここで「すべて許可」をタップするのは危険です。
それぞれの権限が何を意味し、どのようなリスクがあるのかを解説します。
1. 位置情報(GPS)の権限
【目的】
ランニングのルート記録や、現在地の天気予報を表示するために使用されます。また、Androidの仕様上、Bluetooth接続に位置情報権限が必要な場合があります。
【リスク】
「常に許可」にすると、あなたがいつ、どこにいるかという生活パターンが詳細に記録され続ける可能性があります。
2. 連絡先・通話履歴の権限
【目的】
スマートウォッチから電話をかけたり、着信時に相手の名前を表示するために必要です。
【リスク】
ここを許可すると、あなたのスマホに入っている友人や家族の電話番号データにアプリがアクセスできるようになります。通話機能を使わないのであれば、絶対にオフにすべき項目です。
3. 通知へのアクセス権限
【目的】
LINEやメールのメッセージ内容をウォッチ画面に表示するために必要です。
【リスク】
これを許可すると、アプリは通知領域に表示されるすべてのテキスト(認証コードやプライベートなメッセージ含む)を読み取ることが可能になります。
【実践編】Newluckを安全に使うためのセキュリティ設定ガイド
リスクを理解したところで、実際に「利便性を損なわずに安全性を高める設定」を行いましょう。
AndroidとiPhone(iOS)では設定画面が異なりますが、基本的な考え方は同じです。
ステップ1:不要な権限を「オフ」にする
アプリをインストールした後でも、スマホの設定から権限を変更できます。
「設定」を開く
下にスクロールしてNewluck用のアプリを探してタップ
各項目(連絡先、写真、マイクなど)のスイッチを確認
不要なものは「オフ」にする
「設定」→「アプリ」を開く
Newluck用のアプリを選択
「権限」をタップ
「許可しない」に変更したい項目を選択して設定
推奨設定の例:
- カメラ:ウォッチでシャッターを切る機能を使わないならオフ
- 連絡先:着信通知だけで良ければ(名前表示が不要なら)オフ
- 位置情報:「アプリの使用中のみ許可」に変更
ステップ2:通知の内容を表示させない
「通知は欲しいけど、内容は読まれたくない」という場合は、アプリ側の設定ではなく、スマホ側で通知内容の表示設定を変えるのが有効です。
特に、銀行アプリのワンタイムパスワードや、プライベートなLINEの内容がウォッチに転送されるのが怖い場合は、通知させるアプリを厳選しましょう。
ステップ3:アカウント登録は「捨てアド」を使う
アプリを利用する際、メールアドレスでの会員登録を求められる場合があります。
メインで使用しているメールアドレスや、他のサービスと同じパスワードを使い回すのは避けましょう。万が一、サーバーから情報が漏洩した場合、他のサービスへの不正ログインを招く恐れがあります。
スマートウォッチ専用のフリーメール(Gmailなど)を一つ作って登録するか、可能であれば「ゲストモード」でログインして使用することをおすすめします。
アプリだけじゃない!物理的な「危険性」への対策
ソフトウェアのセキュリティだけでなく、Newluckスマートウォッチのような格安デバイスには、物理的なハードウェア面でのリスクも潜んでいます。以下のレビュー記事でも触れられていますが、特に「バッテリー」と「皮膚トラブル」には注意が必要です。
Newluckスマートウォッチの基本的なスペックや、実際に使用したユーザーの口コミ評価については、以下の記事で詳しく解説されています。どのようなトラブル事例があるかを知っておくことで、対策が立てやすくなります。

上記の記事でも報告されているトラブルを未然に防ぐため、以下の2点に注意してください。
1. バッテリーの過充電と発熱リスク
格安スマートウォッチのリチウムイオンバッテリーは、大手メーカー製に比べて品質管理が甘い場合があります。
「寝ている間に充電する」という方は多いですが、過充電防止回路が正常に働かない万が一のケースを想定し、100%になったら充電ケーブルから外す習慣をつけましょう。特に、異常な発熱を感じた場合は直ちに使用を中止してください。
もし「発熱はないけれど、バッテリーの減りが異常に早い」と感じる場合は、故障を疑う前に設定を見直すだけで改善する可能性があります。まずは以下の対処法を試してみてください。

2. 金属アレルギーと低温火傷
Newluckスマートウォッチの背面センサー部分は、常に肌に密着しています。
口コミにもあった「皮膚がただれる」「かぶれる」という症状は、金属アレルギーだけでなく、汗による雑菌の繁殖や、センサーの光(緑色のLED)による刺激、あるいは長時間密着による低温火傷の可能性もあります。
- 入浴時や汗をかいた後は、必ず時計と肌を拭いて乾燥させる。
- 24時間つけっぱなしにせず、1日数時間は外して肌を休ませる。
- バンドを少し緩めに装着し、通気性を確保する。
まとめ:Newluckスマートウォッチは設定次第で安全に使える!
Newluckスマートウォッチにまつわる「危険性」について、アプリのデータ管理とハードウェアの両面から解説してきました。
「中国製だから危険で使えない」と短絡的に考える必要はありません。しかし、Apple WatchやGarminのような高級機種と同等のセキュリティ基準を期待するのも間違いです。
重要なのは、「便利な道具」として使いつつ、自分の情報は自分で守るという意識です。
これらを守れば、Newluckスマートウォッチは、低価格で多機能な素晴らしい健康管理パートナーとして活躍してくれるはずです。
もし、初期不良や具体的な機能、他のユーザーのリアルな評価が気になる場合は、ぜひ以下の詳細レビュー記事も合わせてチェックしてみてください。




