DCT-WR100Dを利用していて、突然Wi-Fiがつながらなくなった経験はありませんか?
車内で快適な通信環境を提供してくれるこのデバイスですが、UIMカードには有効期限があり、期限を過ぎると通信機能が停止します。
・更新手続きはいつから可能なのか
といった疑問は、利用継続を考える上で非常に重要です。
本記事では、DCT-WR100DのUIMカードの有効期限確認方法から、具体的な更新手順、さらには期限が切れてしまった場合の対処法までを深掘りして解説します。
なお、これからDCT-WR100Dの購入を検討している、あるいはオートバックスでの購入費用や初期契約について知りたい方は、まず以下の親記事をご確認ください。
オートバックスでDCT-WR100DとUIMカードを購入する際の完全ガイド!

DCT-WR100Dの有効期限が切れたらどうなる?即時停止の真実
多くのユーザーが最も懸念するのは、「有効期限が切れた瞬間にWi-Fiが使えなくなるのか」という点です。
結論から言うと、契約期間(1日・30日・365日プランなど)が終了した時点で、通信サービスは即座に停止します。
猶予期間はない
スマートフォンの契約とは異なり、DCT-WR100Dの「docomo in Car Connect」サービスはプリペイド方式に近い運用です。
そのため、期限が切れた後も数日間使えるといった「猶予期間(グレー期間)」は存在しません。
ドライブ中に期限を迎えると、ナビの地図更新や動画ストリーミングが突然止まってしまうため、長距離移動の前には必ず期限を確認しておく必要があります。
再開はいつでも可能?
通信が停止しても、UIMカード自体がすぐに無効になるわけではありません。
期限切れ後でも、Webサイトから再度プランを購入(チャージ)すれば、即座に通信を再開することが可能です。
ただし、放置期間が長すぎるとUIMカードそのものが失効するリスクがあります。これについては後述の「UIMカードの完全失効」の項目で詳しく解説します。
UIMカードの有効期限を確認する2つの方法
「あとどれくらい使えるのかわからない」という状態を防ぐために、正確な期限確認方法を押さえておきましょう。
DCT-WR100D本体には液晶画面がないため、確認は基本的にWeb上で行います。
1. docomo in Car Connect マイページで確認
最も確実な方法は、契約時に登録した「docomo in Car Connect」の専用マイページにログインすることです。
手順
スマートフォンやPCから公式サイトへアクセス。
dアカウントでログイン。
トップ画面に「現在契約中のプラン」と「有効期限(年/月/日/時間)」が表示されます。
ここでは分単位で終了時刻が確認できるため、更新のタイミングを計るのに最適です。
2. 更新通知メールを確認する
登録しているメールアドレス宛に、有効期限が近づくとドコモから「更新のお知らせ」が届きます。
通常、期限の数日前や当日に通知が来る設定になっていることが多いですが、迷惑メールフォルダに入っていないか注意が必要です。
ドライブの予定がある前日は、必ずマイページを確認する癖をつけることを推奨します。
UIMカード更新(チャージ)の具体的な手順
DCT-WR100Dの「更新」とは、新しいカードを買い替えることではなく、既存のUIMカードに対して「利用期間を追加購入(チャージ)」することを指します。
わざわざオートバックスなどの店舗に行く必要はなく、車内や自宅からWeb完結で手続きが可能です。
更新手続きのステップ
更新は以下の3ステップで完了します。
1. マイページへログイン Wi-Fiがつながらなくなってからでも、スマートフォンの4G/5G回線を使ってアクセス可能です。
2. プランの選択 利用シーンに合わせて以下の3つのプランから選択します。
3. 決済の実行 クレジットカードやdポイントでの支払いが可能です。決済完了後、通常は数分以内にDCT-WR100Dの通信が再開されます。
更新の手続きをする前に、今の利用頻度に合わせてプランを見直してみましょう。「以前は30日プランだったけど、これからは365日プランの方がお得かも?」といった料金の再検討には、以下のシミュレーション記事が役立ちます。

更新は「予約」ができる
実は、有効期限が切れる前でも、次回のプランを「予約購入」することが可能です。
例えば、現在のプランがあと3日で切れる場合、事前に365日プランを購入しておけば、現在のプランが終了した直後から自動的に新しい期間がスタートします。
通信断絶を避けたい場合は、期限切れ前の予約購入が最も安全な運用方法です。
要注意!UIMカード自体が「完全失効」するケース
更新手続きにおいて、一つだけ致命的な注意点があります。それは、UIMカード自体の有効期限です。
プランの有効期限とは別に、UIMカード(SIMカード)そのものにも寿命のようなルールが存在します。
1年以上放置するとカードはゴミになる
「docomo in Car Connect」の規定により、利用期間の終了から365日間(1年間)一度もチャージ(更新)を行わなかった場合、そのUIMカードは解約扱いとなり、無効化されます。
一度無効化されたUIMカードは、二度と復活させることはできません。
残念ながら猶予期間を過ぎて「完全失効」してしまった場合は、このUIMカードはもう使用できません。新しいUIMカードを再購入して登録し直す必要があります。現在、単体での購入ルートは限られていますので、以下の記事を参考に正規ルートで入手してください。

完全失効した場合の対処法
もし1年以上放置してカードが失効してしまった場合は、Webでの更新は不可能です。
この場合、オートバックスやオンラインストア(MapFanオンラインストアなど)で、「UIMカード(UIM-100)のみ」を新規に購入し直す必要があります。
本体(DCT-WR100D)を買い直す必要はありませんが、UIMカード代(約5,500円程度)が余計にかかってしまうため、たまにしか乗らない車でも、1年に1回は1日プランなどで利用実績を作るのが節約のコツです。
まとめ:更新は計画的に
DCT-WR100Dの有効期限切れは、正しい知識があれば怖くありません。
期限が切れると通信は即時停止する。
更新(チャージ)はWebから24時間いつでも可能。
期限が切れる前に「予約購入」が可能。
期限切れから1年以上放置すると、UIMカード自体を買い直す必要がある。
オートバックスで本体を購入した後のランニングコストを抑え、快適なWi-Fi環境を維持するためには、マイページでのこまめな期限確認と、完全失効させないための管理が重要です。
もし、これから本体を購入する予定で、初期費用や店舗でのサポートについて再確認したい場合は、以下の親記事も合わせてご覧ください。
オートバックスでDCT-WR100DとUIMカードを購入する際の完全ガイド! https://imadokikaden.work/dct-wr100d-uim-card-autobacs/



