お米を購入する場所によって価格が異なり、場合によっては月に数千円の差が出ることもあります。
日本人の食卓に欠かせない「お米」は、食費の中でも大きな割合を占めるため、少しでも安く購入したいと考えるのは当然ですよね。
お米を買うならどこが安い？
ということで、購入先の選択肢のお得な方法を掲載していきますね。
以下に順を追ってご紹介します。
オンラインショップ
価格例でいうと、5kgで1,700円前後〜5,000円前後（参考：価格.com）
ネット通販では「Amazon」や「楽天市場」が特におすすめです。産地直送が多く、相場も比較的リーズナブルです。
スーパー、ディスカウントストア
5kgあたりの相場は2,162〜2,333円
参照：総務省統計局 小売物価統計調査
店舗によって特売やセールがあり、お得に購入できることがあります。特に地元の大型スーパーでは、頻繁にセールが行われるため、そのタイミングを狙うと良いでしょう。
農家から購入
メリットとしては、生産者が明確であるため安心感が得られる点が挙げられます。また、コスト削減が可能であり、さらに自宅への配送サービスも利用できるため、便利です。
一方で、デメリットとしては、配送までに時間がかかることがあり、配達料金がかかる場合もあります。また、精米をする必要があるため手間がかかります。
さらに、農薬の使用状況や保管方法が異なることから品質にばらつきが生じることがあります。
最後に、収穫が悪い年もあるため、常に安定した供給が保証されるわけではありません。
JA
メリットとしては、地元産の食品を消費できることで地産地消が実現し、食育にも貢献できる点が挙げられます。
また、品質が保証されたものが届くため、安心して利用することができます。
さらに、一般市場には流通しない希少な銘柄も手に入ることがあり、特別な価値を感じることができます。
一方で、デメリットとしては、精米を行う必要があるため手間がかかることが挙げられます。
また、他と比較するとやや値段が高い場合があるため、コスト面での負担が増えることがあります。
専門ショップ・米穀店
メリットとしては、専門店ならではの確かな品質が提供されている点が挙げられます。また、多種多様なお米が揃っているため、さまざまな選択肢から選ぶことができます。
さらに、店員が米について詳しいため、専門的なアドバイスを受けられることも大きな利点です。
一方、デメリットとしては、近くに店舗が存在しないため、訪れるのが難しい場合があります。また、配送には費用と時間がかかることがあり、その点も考慮する必要があります。
さらに、特価の商品はあまりないため、価格面での魅力が少ないこともデメリットと言えそうです。
お米を安く購入したい場合、最もお得な方法はネット通販です。
特に「Amazon」や「楽天市場」では、ポイントバックやキャンペーンを利用することで、さらにお得に購入することができます。
さらに、自宅まで届けてくれるので便利です。
その他、地元のスーパーや農協、専門店なども利用してみると良いでしょう。
今すぐに安くお米を買いたいなら、ネット通販をぜひ利用してみてください。
お米を安く購入する6つの方法
お米は日本人の食卓に欠かせない基本的な食材ですが、お米をできるだけ安く購入するための効果的な方法を6つご紹介します。
これらの方法を実践することで、食費の節約が可能になり、家計にゆとりを持たせることができます。賢く買い物をして、美味しいお米をお得に手に入れましょう。
1. 激安スーパーやディスカウントショップを利用
例えば、イオンでは5kgのお米が2,000〜5,300円、業務スーパーでは10kgが2,400～3,200円。
さらにはドンキホーテではあきたこまち10kgが2,880円、新潟産コシヒカリ10kgが3,480円で販売されています。
東北育ちのお米でもこれらの価格で手に入ります。
2. 玄米を大量購入する
玄米を大量購入することは、単価を抑える有効な手段です。
玄米は精米されていないため、保存期間が長く、長期的な消費にも適しています。また、大量購入することで、まとめ買い割引や配送費用の削減といったメリットも享受できます。
家族の消費量を考慮し、適切な量を計画的に購入することで、経済的にお得に玄米を手に入れることができます。
3. 通販で割引やポイントを活用
「Amazon」「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」などのオンラインショップを利用することで、お得に購入できます。ポイントを貯めたり、セールを活用したりするとさらにお得です。
これらのキャンペーンを利用することで、割引やポイントのバックが増えます。送料込みの最安値を選び、ポイントを貯めることができるので非常にお得です。
ネット通販を活用し、セールに合わせて購入することで、お米を安く手に入れられます。どこよりも安く買いたいなら、ネット通販が最適です。
ふるさと納税
ふるさと納税は、選んだ自治体に寄付することで、実質的に2,000円の負担で返礼品を受け取ることができ、さらに節税効果も期待できる制度です。
多くの人が利用しており、お米が返礼品として提供される自治体もあります。
ふるさと納税は、自分の故郷や応援したい地域に寄付できる制度です。寄付金のうち2,000円を超える部分については、所得税の還付や住民税の控除が受けられます。
また、寄付金の使い道を指定でき、地域の特産品を受け取ることができます。引用:ふるさとチョイス
さまざまな商品が用意されており、定期便や食べ比べセット、訳あり商品などもあります。
ふるさと納税支援サイト「ふるなび」を利用すれば、簡単にふるさと納税を行うことができます。
》ふるさと納税支援サイト「ふるなび」
ブレンド米や、等級を低くする
ブレンド米は、異なる銘柄や産地、収穫年のお米を混ぜたものです。
複数銘柄のブレンド
料理に最適化されたブレンド米
安価でありながら美味しくないというイメージもありますが、最近ではお米マイスターがブレンドしたり、味にこだわった商品も販売されています。
ネット通販では、5kgで1,400円前後から販売されています。
未審査米
未検査米とは、品質検査を受けていないお米のことです。
通常、お米は販売前に検査を受けますが、農家が自家用や備蓄用にするお米は検査を受けていない場合があります。
未検査米は販売が認められており、農家や農家直送のネット通販で購入することができます。
お米を購入するときの注意点
お米を安く買いたいと思うあまり、見落としてしまうポイントもいくつかあります。
これらの点に注意しながら購入することをお勧めします。
まとめ買いのリスク
お米には賞味期限が書かれていません。大容量の10kg、30kg、60kgなどを購入すると、1kgあたりの価格が安くなりお得ですが、一度に大量に買うと消費しきれないことがあります。
虫がわく
カビが生える（黄色、黒色、青色）
このように、お米が台無しになる可能性があります。理想的には、1ヶ月で食べきれる量を購入するのがベストです。
長期保管のコツ
長期保存する場合は、精米せずに玄米のまま保管するのが良いです。保管場所は直射日光、高温、多湿を避け、涼しい場所を選びましょう。詳しい保管方法については別の記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
古米は悪くない
新米はツヤがあり美味しいですが、料理によっては古米の方が適している場合もあります。
炒飯
炊き込みご飯
カレー
これらの料理には古米を使うとパラパラに仕上がり、美味しくいただけます。また、お寿司も古米を使用します。新米よりも硬めですが、価格が安いことが多いので、うまく使い分けると良いでしょう。
まとめ
お米を安く購入するための方法について紹介します。
お米の価格は購入場所によって異なり、場合によっては月に数千円の差が生じることもあります。ネット通販では産地直送でお得な価格帯の商品が多く、特にAmazonや楽天市場が便利です。
また、スーパーやドラッグストアはすぐに手に入る一方で、品揃えが少なく、持ち帰る手間がかかることがあります。
農家から直接購入する方法では生産者の顔が見えて安心ですが、配送に時間がかかることも。農協（JA）や専門店では安定した品質の商品が手に入りますが、やや割高な場合があります。
その他、ブレンド米や未検査米を選ぶことでコストを抑えることも可能です。まとめ買いには注意が必要で、長期保管する場合は玄米のまま保管することをおすすめします。
ふるさと納税も利用して、お得にお米を購入する方法を見つけましょう。
