2023年の夏は、電気代高騰と猛暑日のダブルショックがきつくなりそうですが、いざエアコンを使う段階になって問題が起きる原因になっているのが、エアコン特有のイヤな臭い。
いざ使うときにそんな状態になっていては大変なので、前もってエアコンのメンテナンスを考えておかなければなりませんよね。
エアコンのメンテナンスについて!
このページでは、エアコンのメンテナンスの疑問となっている問題点を洗い出し、その問題点の解決策を解説するメンテナンス方法をご紹介していきます。
今年稼働するエアコンが心配な方は、参考にしてくださいね。
エアコンの掃除は何年に一回?
エアコンの掃除の頻度は、使用頻度や使用環境によって異なりますが、一般的には1年に1回から2回程度が推奨されています。
ただし、特にホコリや汚れが多い環境で使用している場合は、頻繁な掃除が必要になる場合もあります。
また、エアコンのフィルターについては、使用状況に応じて定期的に掃除することが重要です。通常、フィルターの掃除は1ヶ月に1回程度が推奨されているので、日頃からの小まめな手入れが必要という訳ですね。
エアコンのフィルター清掃をするだけで年間何%の省エネ?
エアコンのフィルター清掃は、省エネに大きな影響を与える方法のひとつです。
フィルターが汚れていると、エアコンの風量が低下し、冷房や暖房の効きが悪くなります。その結果、エアコンが長時間稼働し、電気代が上昇することになります。
そこで、エアコンのフィルター清掃をするだけで、年間何%の省エネにつながるのか、詳しく見ていきましょう。
一般的に、エアコンのフィルター清掃をすることで、年間の電気代を10%前後削減することができるとされています。
もちろん、使用状況やフィルターの状態によって異なりますが、継続的に清掃を行うことで、年間数千円から数万円の節約につながる可能性があります。
また、フィルターが詰まっている状態では、エアコンの動作音が大きくなったり、冷房や暖房の効きが悪くなったりすることがあります。そのため、フィルター清掃は省エネだけでなく、快適なエアコン生活を送るためにも必要不可欠です。
ただし、フィルター清掃だけでなく、定期的なエアコンクリーニングやメンテナンスも重要です。汚れたエアコンは効率が悪くなるだけでなく、機能不全や故障の原因にもなります。
そのため、専門家による定期的なクリーニングやメンテナンスもおすすめです。
エアコンは、家庭で最も電力を消費する家電の一つです。省エネはもちろん、正しいメンテナンスによって長く使えるようにすることも大切です。
フィルター清掃やクリーニングなどのメンテナンスは、家計の節約にもつながりますし、快適なエアコンライフを送るためにも必要不可欠な作業ですね。
エアコンクリーニング 夏 冬 どっち?
エアコンクリーニングをするタイミングは、夏か冬か迷うことがありますよね。実際には、どちらの季節が適しているのでしょうか?
エアコンクリーニングをするタイミングについて、まず、エアコンクリーニングをする目的を考えてみましょう。
エアコンは空気中のホコリや汚れを吸い込み、フィルターや冷却コイル、ドレンパンなどにため込まれます。
これらの汚れがたまってしまうと、エアコンの効率が悪くなり、さらにはカビや菌の発生源となります。そのため、エアコンクリーニングは、効率を上げ、健康的な室内環境を保つために欠かせないものですね。
一般的には、エアコンクリーニングは夏前に行うことが多いです。夏はエアコンを長時間稼働させることが多く、そのためにエアコン内部には汚れやホコリがたまりやすくなります。
エアコンのフィルターをこまめに掃除することで、エアコン内部の汚れを抑えることができますが、夏に差し掛かる前の春口のメンテナンスがおすすめかもしれませんね。
一方、冬にエアコンクリーニングをするというのはあまり一般的ではありませんが、冬にもエアコンを使用する場合にはクリーニングが必要です。
冬は暖房でエアコンを使うことも多くなるご家庭もありますので、冬に差し掛かる秋のメンテナンスがおすすめですね。
エアコンのフィルターを掃除しないとどうなるか?
エアコンのフィルターは、空気中のホコリや汚れをキャッチするために設置されています。
しかし、フィルターが詰まっていると、空気の流れが悪くなり、エアコンの冷房や暖房効果が低下してしまいます。また、フィルターにたまったホコリや汚れが原因で、エアコンの故障や異臭の原因となることもあります。
さらに、フィルターが詰まっていると、エアコンの動作音が大きくなります。これは、エアコンが空気を吸い込む際に、フィルターの詰まりによって空気の流れが悪くなり、エアコンが強制的に空気を吸い込もうとして発生する音です。
このような音がすると、エアコンの故障や異常を引き起こすこともあります。
しかも、フィルターが詰まっていると、エアコン内部に湿気がこもりやすくなります。
この症状を放置していると、空気の流れが悪くなることによって、エアコン内部の水蒸気が凝縮しやすくなり湿気もこもり気味になり、エアコン内部にカビが発生する可能性が高く、健康被害や不快感を引き起こすことがあります。
以上のように、エアコンのフィルターを掃除しないと、エアコンの冷房や暖房効果が低下したり、故障や異臭の原因となったり、カビの発生原因となったりすることがあるため、定期的にフィルターの清掃を行うことが重要だと思います。
エアコンの掃除 自分でできますか?
エアコンの掃除は自分で行うことができます。
ただし、専門的な知識が必要な場合もありますし、高所作業や電気部品に触れることがあるため、安全面にも十分注意する必要があります。
また、分解したり洗浄したりする際には、説明書などをよく読んで、正しい手順で行うようにしましょう。
エアコン フィルター 掃除機だけ
エアコンフィルターの掃除に掃除機を使用することは可能ですが、効果的な掃除方法とは言えません。
フィルターに付着した微小なほこりや汚れは掃除機だけでは完全に除去することができず、効果が限定的になります。
また、フィルターを傷つけてしまう可能性もあるため、掃除機を使う場合は最新の注意が必要です。
より効果的なフィルター掃除の方法としては、水洗いや専用のクリーナーを使用する方法が挙げられます。
また、プロのエアコンクリーニングサービスを利用することも、効果的なメンテナンス方法の一つです。
エアコンフィルター掃除は簡単?
エアコンフィルター掃除は比較的簡単なメンテナンス作業です。
フィルターを取り外し、ブラシや水で汚れを落として乾かすだけで、ほとんどの人が簡単に行うことができます。
ただし、掃除方法によってはフィルターが破損することがあるため、取扱いには十分注意が必要です。
また、フィルター以外にも内部にたまった汚れを取り除くためには、専門業者によるエアコンクリーニングが必要になる場合もあります。
エアコンフィルター掃除の洗剤は?
一般的には中性洗剤がおすすめされています。強いアルカリ性の洗剤や酸性の洗剤は、フィルターを傷つけたり汚れを濃縮させたりする可能性があります。
また、ハイドロキシドナトリウムや重炭酸ナトリウムなどの強力なアルカリ剤も避けるべきです。
中性洗剤は、汚れを落としながらフィルターを傷つけることがなく安全に使うことができますが、ただし使用前に必ず取扱説明書などを確認し、メーカーが推奨する方法に従って行うことが重要です。
エアコンフィルターの開け方は?
エアコンフィルターの開け方は、機種によって異なりますが、一般的には以下の手順で開けることができます。
この手順は、あくまでも基本動作なので、取り扱い説明書を必ず確認し、慎重に作業を行うことが大切です。
また、エアコン本体やフィルターに傷をつけたり、破損させたりしないように、なるべくなら専門業者に依頼することが望ましいかと思われます。
エアコンフィルターはどこで洗う?
エアコンフィルターは、洗剤を使って水洗いする必要があります。
洗浄方法によっては、洗面器やバケツなどの容器を使用して自宅で洗うこともできますが、洗剤の取り扱いに注意が必要です。
また、フィルターが大きい場合や専用の洗浄機が必要な場合もあります。その場合は、エアコン専門店や家電量販店などで洗浄サービスを受けることもできます。
洗浄方法は、取扱説明書を確認するか、メーカーや販売店に問い合わせることをおすすめします。
エアコンのフィルター掃除のあとは?
エアコンのフィルター掃除をしたあとは、フィルターをよく乾かしてから元の位置に戻してください。フィルターがまだ湿っている場合は、カビや菌の繁殖が起こる可能性があります。
また、フィルターを戻す前にエアコン本体も軽く拭いてから取り付けると、より清潔な状態で使用することができます。
フィルター掃除後は、エアコンの動作がスムーズになり、冷暖房効果も改善されることがあります。
定期的なフィルター掃除で、エアコンの効率的な稼働と、清潔な室内環境を維持しましょう。
エアコン掃除の乾かし方は?
エアコンフィルターを洗ったあとは、しっかりと水を切ってから乾燥させる必要があります。ただし、日光に当てたり、ドライヤーで乾かしたりするのは避けるようにしてください。
直射日光が当たる場所や高温多湿な場所で乾かすと、フィルターの素材が劣化する可能性があります。
また、ドライヤーで乾かすとフィルターの形状が変わってしまうことがあります。乾燥させる場合は、風通しの良い場所に置き、自然乾燥させるのがおすすめです。