グローバルなスポーツブランドである『adidas(アディダス)』が提供する、初心者向けのランニングシューズ『Galaxy6(ギャラクシー6)』。2023年11月時点で、ギャラクシーシリーズの最新バージョンです。
公式ウェブサイトでは税込み7150円で販売されており、一見すると特に安いとは言えませんが、Amazonなどで検索すれば4000円台で手に入れることも可能です。
この価格の魅力からか、ランニングシューズとしての人気は高く、Amazonのランキングで上位10位以内に入ることもよくあります。
コストパフォーマンスの高さがどれほどか、実際に履いてその機能性や快適さを試してみました!
アディダス ギャラクシー 6の口コミ
アディダス ギャラクシー 6の良い口コミと悪い口コミをご紹介します。
良い口コミ
この口コミを読んでみた感想ですが、使用した人は指定サイズのちょうど良さに満足しているようです。
夜のウォーキングや長時間の立ち仕事でも快適で歩きやすいと感じていて、そんな中でも特に厚底によるクッション性が足や膝への負担を軽減していることを高く評価しているようです。
悪い口コミ
この口コミを読んで感じたことは、実際に履いたシューズのデザインが歩きにくく、疲れている時に躓きやすいと感じている様子がうかがえました。
また、一部の人ではシューズはサイズが合わずアディダスの他のシューズよりも小さいことがあり、交換が必要な場合があるものの、商品のクッション性や履きやすさ自体は良好であると評価していましたね。
重さはあるが安定感抜群のギャラクシー6 – サイズ選びに注意
7150円の定価設定があるアディダスのギャラクシー6。初心者向けとしてはやや高価ですが、その性能は価格に見合うものでしょうか。
3kmほど走ってみた、わたしの感想は以下の通りです。
クッション性は、見た目に反して硬めの履き心地。
軽さは、手頃なランニングシューズの中ではやや重い315g。
走りやすさは、つま先は硬めだが走行に問題なし。
疲れにくさは、もう少しクッション性が欲しいところ。
デザイン性は、シンプルで使いやすいスタイル。
定価だとやや高価に感じますが、4000円台で手に入ると考えるとコスパの良いランニングシューズと言えます。
315gと少し重めですが、ミッドソールの厚さと幅の広さから高い安定感を感じました。また、重さが耐久性を増し、つま先のクッション性も良い印象です。
ただし、かかとの部分がややゆるい作りになっており、靴紐でしっかり調整しないと、かかとが浮くことがあります。
靴の中で足が動くため、少し走りにくさを感じることもあるでしょう。
ギャラクシー6の特徴
ギャラクシー6の、それぞれの性能を詳しく見ていきます。
低価格でも独自技術を採用したミッドソール
多くの手頃なランニングシューズでは、ミッドソールに特別な技術は使用されていません。
しかし、ギャラクシー6のミッドソールには、アディダス独自の新しいEVA素材を用いた『cloudfoam(クラウドフォーム)』が搭載されており、軽量化を実現しています。ミッドソールにはかなりの厚みがあります。
実際に3kmほど走ってみましたが、期待していたほどのクッション性は感じられませんでした。
インソールに採用された『OrthoLite(オーソライト)』により、ふんわりとした履き心地はあるものの、衝撃吸収性能はそれほど高くありませんでした。
クッション性が全くないわけではありませんが、屋外でのランニングには物足りないかもしれません。室内トレーニングには適しているでしょう。
また、ミッドソールは幅広に設計されているため、走行中の安定感があります。
硬めのつま先屈曲性も問題なし
つま先の屈曲性は、屈曲性を高めるための溝(フレックスグルーヴ)が浅いためか、かなり硬めです。
地面に強く押し付けないと曲がりません。
とはいえ、実際に走ってみるとその硬さはそれほど気にならず、問題なく走ることができました。
硬い分、耐久性が高いのかもしれません。
重さは300g以上
ランニングシューズの標準的な重さが250g程度とされる中で、315gのギャラクシー6はやや重めに分類されます。
軽量のクラウドフォームをミッドソールに使用していますが、その厚みが重さに影響しているのかもしれません。
アッパーもメッシュ素材でありながら、クッション性が感じられる厚みがあり、耐久性も高そうです。
軽さが必ずしも優れているとは限らないため、この重さは好みの問題ともいえます。
ちなみに、アッパーには50%以上のリサイクル素材が使用されており、環境への配慮が感じられます。
サイズ感はどうなのかサイズ選びに注意すべき理由
27cmの横幅2Eサイズを購入したギャラクシー6のサイズ感について説明します。
靴によって多少の違いはあるものの、縦の長さは約26.9cm、横幅は約10cmでした。
これまでのランニングシューズは、購入したサイズよりも大きめに感じることが多かったため、このサイズ感は少し珍しいです。
もともと26.5cmの靴を履いている筆者としては、この程度の誤差は問題ありません。むしろハーフサイズアップしてちょうど良い感じでした。
気になる点としては、つま先側のストラップホール部分が甲に当たることです。
また、足首やかかとの部分が柔らかいためか、歩いたり走ったりするとかかとが浮いてしまうこともあります。
しっかりとフィットさせるために靴紐を調整すると、甲の部分がきつくなるため、どちらを優先するか悩ましいところです。
できれば実際に履いて、慎重にサイズを選ぶことをおすすめします。
アディダスのギャラクシー6をウォーキングで試してみると?
ランニングではクッション性に不安があったギャラクシー6ですが、ウォーキングにはどうでしょうか。
数キロほど歩いてみましたが、ウォーキングには十分なクッション性があり、長距離を歩く際も問題ありませんでした。
歩行中は靴の重さも気にならず、普通のスニーカーよりも足の疲労が軽減されました。
ただし、筆者の場合、かかと部分が浮きやすい点が気になりました。
足の形に合えば、ウォーキングに使用しても問題ないでしょう。
まとめ
ギャラクシー6を履いてランニングやウォーキングを試してみた結果、4000円台で購入できればコスパの良いシューズだと言えます。
ランニングには少しクッション性が不足していましたが、ミッドソールに独自技術が採用されている点や、全体的な耐久性の高さは評価できます。
かかとや足首周りが柔らかいため、サイズ選びは慎重に行った方が良いでしょう。
シンプルなデザインなので、通勤や通学に使いながら、帰りにウォーキングやジムでのトレーニングに使用するのもおすすめです。
日常生活に運動を取り入れたい方に向いていると言えます。
これから運動を始めたい方は、ぜひチェックしてみてください。