チョコザップのセルフネイルブースに入ったものの、「スマホとプリンターが繋がらない!」「印刷したら指からズレて大惨事になった」と焦っていませんか?
実は、チョコザップのセルフネイル(CureNel)は、独自のWi-Fi接続や指の置き方にちょっとしたコツが必要です。
この記事では、現場で起きがちなトラブルの解決法と、サロン並みの仕上がりに近づけるためのテクニックを深掘りして解説します。
基本の使い方は知っている前提で、今回は「失敗回避とトラブルシューティング」に特化しています。
もし、まだ一度も使ったことがなく、基本の流れを知りたい方は、まずはこちらの体験記をご覧ください。

チョコザップネイルでよくある「3大失敗」とは
チョコザップのセルフネイルは、非常に高機能なプリンターを使っていますが、初めて使う人の多くが以下の3つの壁にぶつかります。
1、Wi-Fi未接続エラー(アプリがプリンターを認識しない) 2、印刷ズレ・ブレ(爪からはみ出る、斜めになる) 3、発色が悪い・インク汚れ(薄い、滲む)
これらは機械の故障ではなく、設定手順や指のセット方法を少し変えるだけで劇的に改善する場合がほとんどです。
それぞれの対処法を具体的に見ていきましょう。
プリンターとスマホが繋がらない!完全接続ガイド
最も多いトラブルがこれです。 「Wi-Fiには繋がっているはずなのに、アプリが『プリンターが見つかりません』と言う」現象。
これは、スマホのセキュリティ機能が邪魔をしている可能性が高いです。
インターネット未接続エラーの正体
CureNelプリンターから出ているWi-Fiは、インターネットには繋がっていません。あくまで「画像を飛ばすための専用回線」です。
そのため、スマホ側が「このWi-Fiはネットに繋がらないから、4G/5G回線を使おう」と勝手に判断してしまい、プリンターとの接続を切断してしまうのです。
モバイルデータ通信をオフにするのが最大のポイントです。これにより、スマホは強制的にプリンターとのWi-Fi通信を優先するようになります。
それでも繋がらない時の再起動手順
上記を試してもダメな場合は、プリンター側のフリーズが疑われます。前の人が無理な操作をしてバグっていることもあります。
以下の手順で再起動を試みてください。
ここまでやって繋がらない場合は、残念ながら機材故障の可能性があります。その日は諦めて、アプリから故障報告を行いましょう。
印刷がズレる・指からはみ出る時の対処法
「せっかくプリントしたのに、絵柄が爪の真ん中にこない!」 これは、プリンター内部のカメラが「爪の範囲」を誤認識しているか、印刷中に指が動いてしまっているのが原因です。
指置き(フィンガーホルダー)の正しい沈め方
プリンターの中に指を入れる際、ただ置くだけでは不十分です。
多くの失敗例では、指を「ふわっと置いている」ため、印刷ヘッドが動く振動で指が揺れてしまっています。
指の腹でホルダーをしっかりと下に押し沈めるようにセットしてください。 ホルダーのバネの反発力を利用して、指を固定するイメージです。
爪の周囲を「自動認識」させるコツ
プリンターは「白く塗られた部分」を爪として認識します。 もし、背景(フィンガーホルダーの底)に白いゴミが落ちていたり、指の角度が傾いていると、機械はどこに印刷していいか迷ってしまいます。
特に「撮影中」から「印刷開始」までの数秒間に指を動かすと、100%ズレます。機械音が止まるまでは石像のように固まっていてください。
インクが薄い・発色が悪い原因は「下地」にある
「印刷された色が薄い」「なんだかぼやけている」 インク切れを疑う前に、自分の塗った「ベース」を確認してみてください。
CureNelは、白い画用紙(爪)の上に絵の具(インク)を乗せる仕組みです。 つまり、下地の白(ベースカラー)が透けていると、印刷も薄くなります。
ベースカラー(白)は二度塗りが必須
面倒くさがってベースカラーを一度塗りで済ませていませんか? 自爪の色が透けて見える状態だと、その上にプリントしても鮮やかな色は出ません。
ムラになっても良いので、白がはっきり発色するまで二度塗り、三度塗りしてください。 ここがキャンバスの質を決めます。
プリコートの塗り方テクニック
ベースカラー(白)の上に塗る透明な「プリコート」。これがインクを受け止める役割を果たします。
プリコートを塗る際のコツは、爪の「キワ」まで攻めることです。 ただし、皮膚には絶対に付けないでください。皮膚についたプリコートの上にインクが乗ると、指全体が汚れて見え、仕上がりが非常に汚くなります。
店舗の備品によっては「専用乾燥ファン」がない場合もあります。 時短と成功率アップのために、小型のハンディファンを持参することを強くおすすめします。
まとめ:失敗の原因は「準備8割」
チョコザップのセルフネイルで失敗しないための重要ポイントをまとめます。
・接続エラー時はモバイルデータ通信OFFを試す ・指はホルダーを押し沈めて固定し、印刷終了まで動かさない ・ベースの白は透けないように重ね塗りする ・プリコートは完全に乾かす(ハンディファン推奨)
最初は工程が多くて戸惑うかもしれませんが、一度「成功する感覚」を掴めば、サロン代を浮かせながら毎週違うデザインを楽しめる最強のツールになります。
トラブルシューティングができれば、もう怖くありません。 ぜひ、今度のチョコザップ通いで、リベンジしてみてくださいね!
基本の予約方法や、持っていくと便利なアイテムについては、以下の親記事で詳しく解説しています。



